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2018/08/02
東京ミーティングホテル #05 帝国ホテル東京
筆者:大田忍

東京ミーティングホテル
#05
帝国ホテル東京

オフィスでのミーティングも悪いわけではありませんが、
たまにはラグジュアリーなホテルで行うととても豊かな気持ちになります。
それに心地よさとは何か、の最良解として、具現化された空間は、
クリエイティビティが大いに刺激されます。

一見、高そうですが、使い方によっては
むしろ大変オトクなタイム&スペースです。

東京には、ラグジュアリーホテルと言われるホテルが
およそ30ほどあります。実際にミーティングで使用していての
使い心地などをここでご紹介していきます。

 


5回目の東京ホテルミーティングは、
帝国ホテル東京です。

「ホテル御三家」と呼ばれている
ホテルのひとつ。
成り立ちは明治まで遡り、
井上馨の指示の下、
東京証券取引所や理化学研究所を設立した
渋沢栄一大倉喜八郎によって創設されたホテルです。
ちなみにこの大倉喜八郎の長男、喜七郎が、
ホテルオークラの創設者です。

このとき、ホテルオークラを飾る
生け花の流派、「石草流いけばな」が
岩田清道(いわた せいどう)によって設立されています。
そしてこの「石草流」の三代目家元である、
奥平 清鳳さんが現在、アマン東京の生け花を
受け持っています。

いろいろとつながっていて
面白いですね。

現在の帝国ホテルは、
1980年に竣工されたもので
インペリアルタワーと呼ばれています。

アクセスが良く使い勝手も良い
オーセンティックな空間

公式ウェブサイト: 帝国ホテル

住所:東京都千代田区内幸町1-1-1

創業:1890年

改築:1980年

ミーティングに使用した店名:ランデブーラウンジ(1F)

ドレスコード:スマートカジュアル

営業時間:9:00 – 22:30

利用時間帯:10時–11時(1H)

コーヒーの価格:1,380円 ※リフィル(おかわり)有り

駐車場:利用料金:400円/30分

電話予約:不可

オススメ度:★★★

最寄り駅は、
東京メトロなら
日比谷駅、銀座駅から
徒歩3〜5分。

軽い雨なら
傘がなくとも
あまり濡れずに行ける
立地です。

広く、古く、
厳かながら
多くの人々が行き交う、
そういう第一印象のロビーです。

ちなみに17階にも
ミーティングに使用できるラウンジ、
「インペリアルラウンジ アクア」
があります。


エントラスより入って左側に大きなラウンジがあり、
壁一面には美しい彫刻作品が施されています。
多田美波さんの「黎明」という作品で、
「光の壁」とも呼ばれています。
約7,600個ものガラスブロックから創られており、
いっとき目を奪われます。

席数は155席もあり、
天井も高く、
とても広いラウンジ
という印象を受けます。
もちろんアマン東京や
コンラッドなど、
多くのホテルのラウンジも
広い印象があるのですが、
帝国ホテルの場合は、
「古くて広い」
という個性があります。

緊張感のミーティングには不向き
親交を温めるにはお薦め!

照明の有り様、
調度品、制服、
その全てに
時間が具現化して
埃のように
そこにある全てに
降り積もったかのように
すべてが古くみえます。

それが悪いということでもなく、
そこはかとない威厳のある
ペーソスのようなものを感じ、
それはまるで他人の記憶のようでもあり、
何が言いたいのかというと
一種現実感が遠のいた空間であり、
それを体験するのは
良いことに思う、ということでしょう。

余談が過ぎました。

ミーティングとして
使用するには、
照明や空間の有り様から言って
緊張感のある商談をするには
いくぶん不向きで、
落ち着い雰囲気のなかで
久方ぶりの挨拶を交わすには、
お薦めできる、そういうラウンジです。

フランク・ロイド・ライトの面影

ル・コルビュジエとミース・ファン・デル・ローエと
並び、「近代建築の三大巨匠」と称される
フランク・ロイド・ライトは帝国ホテルと
強い関わりがあります。

1914年に帝国ホテル、総支配人だった
林愛作が旧知のフランク・ロイド・ライトに
新館を依頼し、ライト館を建築し始めました。
しかし完璧主義が予算を圧迫し、
彼の手で完成させることができないままに
彼の一番弟子であった日本人建築家(遠藤新)に
引き継ぎ、アメリカに帰国してしまっています。
1923年に4年の年月を掛けて完成するも、
関東大震災に見舞われるという不運にあいます。
しかし震災に耐えて、ライト館はほぼ無傷でした。
その後、1964年、東京オリンピックの年に
ライト館は取り壊しを発表される。

 


林愛作さんは、
予算のオーバーと
なかなか完成できない
責任をとって辞任してしまうんですが、
彼は自宅をフランク・ロイド・ライトに
建ててもらっているんですね。
今でも現存していますが、
非公開です。
電通の厚生施設、「電通八星苑」の
中にあります。
こういう流れで書くと
ライト館の無念を
少しでも自宅を建ててもらって
注ごうしたみたいにみたいに
聞こえてしまうかもしれないので
断らなければなりませんが、
先に、林愛作邸を建ててもらっています。
それから、帝国ホテルの新館を
林が依頼した、そういう流れです。

 

古いを楽しめる場所
帝国ホテル

何かと「古い」「古い」と
連呼してしまいましたが、
むしろそれを楽しめる、
堪能できる空間です。
現在のインペリアルタワーは
1983年、竣工なので
2018年現在で、築35年ではありますが、
雰囲気はそれ以上に厳かです。

時折、
訪れて
それこそ「オールド・ファッションド」という
カクテルを飲んで、
現代の時の流れから離れて
一息つくのも
おつではないでしょうか。

宿泊:
【安く泊まる】
宿泊予約サイト「一休」で、
タワー館スタンダードツイン (31平米):一泊3.48万円(税込)から。

【高く泊まる】
宿泊予約サイト「一休」で、
本館コーナースイートツイン (115平米):一泊21.45万円(税込)から。

ジム会員(個人):
※帝国ホテル東京には、フィットネスの会員制度はなさそうです。
帝国ホテル大阪にはあります。
入会金:¥3,780,000
保証金:–
年会費:¥453,600
※個人審査等有り。
https://www.imperialhotel.co.jp/j/osaka/fitness/pdf/recruitment.pdf

次回は、
アマン東京です。