(引用:Aston Martin 日本オフィシャルサイト DB11)
アストンマーティンのロゴの記事でも書きましたが、アストンマーティンとは、イギリスの高級自動車ブランド。創業は1913年。
DB11は、アストンマーチン・ラゴンダ(社名)の経営者だったデイヴィッド・ブラウンの頭文字であるDBを冠したシリーズです。
昨年、このDBシリーズからマーティン初のSUV、DBXが発売されました。(わたしは嫌!)
(引用:Resoponse.jp 「【アストンマーティン DBX】ブランド初のSUVを発表…550馬力ツインターボ搭載」)
2016年から発売されているアストンマーティンのグランツアラー。
グランツアラーとは、スポーツカーと違いって長距離で乗ることを考えたタイプです。
V12とV8があり、V8のほうはエンジンがメルセデスAMGが作っています。
次期CEOにはメルセデスAMGのCEOトビアス・ムアース氏が引き継ぎそう。それくらい近い存在になっています。
発売開始年:2016年
価格:2300〜2770万円くらい
デザイナー:Marek Reichman
シリーズ:DB11 V12, DB11 V8, DB11 Volante(コンバーチブル), DB11 AMR、DBS superleggera
スピーカー:Bang & Olfsen
007シリーズの『Spectre』用に作られたアストンマーティン。
(Quoted: Car Logos.org Aston Martin Logo)
ロゴに使われている書体は、世界的に有名で人気のOptima。
デザイナー:ヘルマン・ツァップ(Hermann Zapf)
デザイン年:1950年
ロゴに使われているブランド:エスティーローダー、Aesop
概要:
ドイツの著名な書体デザイナー、ヘルマン・ツァップ氏がイタリアを訪れた際にサンタ・クローチェで見かけた碑文に影響を受けてデザインした書体。
サンセリフ(いわゆる日本のデザイナー以外からゴシック体と言われるもの)でありながら、書体のラインに強弱があり、非常に優雅。
故に、サンセリフであることで現代的な印象を与えつつも、碑文をベースにしてる優雅さと奥深さも同時に表現することができる書体です。優雅な美とオーセンティックであることに収まらない発展していく志を見せる際に使用するとその哲学を雄弁に語る書体です。
近年(2003年)、日本人ながらドイツのライノタイプで書体デザイナーを務める小林章氏がヘルマン・ツァップ氏と協業してOptima Novaをデザインしています。イタリック体などを作り直してバージョンアップしています。
近いタイプの書体にLinotype Aperto™があります。
アストンマーチンの社名の正式な名称は、Aston Martin Lagonda Limited、アストンマーチン・ラゴンダ株式会社。
創業は1913年。ロバート・バムフォード(Robert Bamford)とライオネル・マーティン(Lionel Martin)がバムフォード・マーティンを設立しました。その後、製作した自動車が、イギリス、バッキンガムシャーのアストン・クリントン(Aston Clinton)村で行われたヒルクライムレースで成功し、「アストンマーチン」というブランド名が生まれました。
第二次世界大戦後の1947年に、イギリスの実業家、デイヴィッド・ブラウン(David Brown)のグループ「デイヴィッド・ブラウン・リミテッド」の傘下に入り、さらに倒産した高級車ブランド、ラゴンダ(Lagonda)を吸収合併し、アストンマーチン・ラゴンダ・リミテッドになります。
このとき、ベントレーの創設者であるウォルター・オーウェン・ベントレー(Walter Owen Bentley)氏もアストンマーチンに移籍しています。
アストンマーチンのモデルのなかにあるDBシリーズは、デイヴィッド・ブラウンのイニシャルです。