鳥が気になるので、見かけた鳥を調べて、それがどんな鳥なのかを記録していくマガジンです。№5は、腰越漁港ちかくでみかけたアオサギ。
腰越漁港ちかくの川
英語は、gray heron。全長93センチ。羽は灰色。でもアオサギ。日本に生息するサギのなかでは一番大きい種類。飛んでいるときは、首をZ字型にまげる。鳴き声は「ぐわぁー」。高い樹上に皿型の大きな巣をつくる。雄に冠羽あり。
ヨーロッパ、アジア・アフリカ大陸にかけて。日本(北海道から九州、対馬あたりまで)。本州や四国では留鳥。北海道で繁殖した亜種は漂鳥で、冬には九州に越冬のために飛来します。
昼行性。食べ物は、動植物。魚類、両生類、爬虫類、甲殻類、小鳥の雛も食べる(!)。鯉などの大きな魚を側面からくちばしで突き刺して捕らえることもあるそうです。すごい。
コイを捕食するアオサギ
のびいる – 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=16885827による
養殖魚を食べるとき、害鳥としてみなされる。
ギリシア生まれの小泉八雲(こいずみやくも)さんの本名は、パトリック・ラフカディオ・ハーン(Patrick Lafcadio Hearn)。ギリシアの地元では、「ヘルンさん」と呼ばれていたためか、着物には鷺丸(さぎまる)の紋をつけていたそうです。
小泉八雲/パトリック・ラフカディオ・ハーン
鷺丸
画像引用:質オザサ店主ブログ「鷺丸(さぎまる) 坐摩巫(いかすりのかんなぎ)」
わたしは見かけるとすごく高まるんですが、和歌など探してもなくて、そんなに人気がないのかしら。