(出典:Baccarat 日経新聞2019年12月4日「Brava」広告より)
内容•概要•歴史•ロゴ•主な商品と価格•まとめ
ちなみにフランス革命は1789年。
マリー・アントワネット(ルイ16世の王妃)がギロチンで処刑されたのは1973年。
1816年 初めてクリスタルガラスを製造
1841年 「アルクール」シリーズが誕生
1896年 ロシア皇帝ニコライ2世から注文を受けてグラスセットを納品
1979年 「マッセナ」シリーズが誕生
2003年 メゾン・バカラが移転会館
2017年 中国の投資会社フォーチュン・ファウンテン・キャピタル(沣沅資本)がバカラの株式の88.8%(縁起?)を買収し、経営権を獲得。
(画像と価格は一部をのぞいてオフィシャルサイトより)
1825年、アルクール公爵の注文から誕生。バカラのアイコン。どっしりとした台座を持ち、力強いフォルムが特徴。
アルクール・タンブラー
2客 68,200円(税込)
(出典:アンティークテーブルウェア「バカラグラスのモデルシリーズ一覧」)
2001年に誕生。24金が施されている。
1937年に誕生。大胆なフラットカットが特徴。フランスの高名な外交官であり、美食家としても知られたタリランド(タレーラン)の名前から。
タリランド・タンブラー
2客 49,940円(税込)
1933年に誕生。フランス語で「完璧」の意の名前。シンプル。
パーフェクション・タンブラー
2客 33,000円(税込)
1939年に誕生。繊細なエッチングで想像上の鳥が描かれています。フランス大統領の別邸ランブイエ城で実際に使われています。
1客 28,380円(税込)
1995年に発表。織姫星の意味を持ち、光を反射し、星のようなきらめきを放つからこの名がつけられました。
ベガ・シャンパンフルート
2客 33,000円(税込)
1980年に誕生。「勝利の申し子」と呼ばれたナポレオン時代のフランス軍人アンドレ・マッセナにちなんで命名。華やかなカットが特徴的。丸みを帯びたフォルム。
マッセナ・タンブラー
1客 28,380円(税込)
1855年に誕生。アシッドエッチングが施されている。
ローハン・タンブラー
1客 21,560円(税込)
タンブラーを中心に紹介してきましたが、その他にワイングラス、花瓶などいろいろとあります。
こんなものまで!
メディコム・トイとのコラボ。
1個 44,000円(税込)
クリスマスツリー アスペン
Mサイズで高さ18センチ。クラウス・アルトゥングによるデザイン。アメリカのコロラド州にある街、アスペンの名がつけられています。1.6kg。
Mサイズ 1個 68,200円(税込)
(出典:Baccarat (company) on wikipedia)
わたしのうちにもバカラのグラスがいくつかありますが(花瓶も有ったのですが他のを使うので手放しました)、バカラの手にすると、特にタンブラーですが、その重さになぜか安心します。ワイングラスなどはもちろん重くないのですが、タンブラーの重さのバランスが良い。だからレストランやバーでグラスを手にしたときそれがバカラだと、バカラであることに気づくことが多いです。
250年以上という歴史が作ってきたブランドの重さと安心とも言えるかも知れません。
ただし他の多くのラグジュアリーブランドと同じように経営がよその会社に移行しています。それがどういうことなのか、弊社では研究を進めています。
余談ですが、我が家にはオーストラリアのクリスタルガラスブランド、ロブマイヤーのシャンパングラスがあるのですが、ドン・ペリニヨンだけは、なぜかバカラの「ドン・ペリニヨン」で飲んだほうが美味しい。気の所為かもしれませんが、何度飲んでも美味しいですよね。そしてそのたびにバカラの凄さを味わいます。