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2021/03/10
【鎌倉の野鳥コレクション13】 文を作るすごい鳥「シジュウカラ」
筆者:大田忍

 

鳥が気になるので、見かけた鳥を調べて、それがどんな鳥なのかを記録していくマガジンです。№13は、シジュウカラ。

シジュウカラ

画像1

見かけた場所

西鎌倉

名前

和名:シジュウカラ、四十雀
学名:Parus minor
英語:great tit

※「tit」は、小娘、女性の乳首、間抜けなどの意味。どの意味で使われているのかしら。

四十の雀(すずめ)と書いて「四十雀(シジュウカラ)」。たくさん群れるためという説や雀四十羽分の価値があるという説があります。

40のススメと書いて「しじゅうから」。

留鳥or漂鳥

日本では留鳥。

分布

日本を含む東アジア、ロシア極東。日本ではほぼ全国に生息していますが、北日本に多く、西日本に少ない。

形態・生態

全長14.5センチ。大きさは雀くらい。平地から山地の林に棲む。市街地、住宅地でもよく見かける鳥です。木の穴(樹洞)に巣を作ります。人工的な狭い穴にも。混群を成す。食性は雑食。果実、種子、昆虫などを食べる。地表でも樹上でも食べる。

鳴き声

さえずり:ピチュピチュピチュ

地鳴き:ぴーじじじじじ

シジュウカラは文を作る!

四十雀は単語を組み合わせて文にし、中前伝える能力があることが明らかになっています。語順を正確に理解し、音声を理解する能力があります。京都大学の研究によると推定20以上の単語を使い、175以上の組み合わせた文章を組むとか。

四十雀の引導

四十雀の引導という江戸時代の話があります。ある男が、死んでしまったシジュウカラを寺へ持って行き、出てきた小坊主に、あの世への引導(いんどう)を渡してほしいと頼みます。引導とは、人々を導いて仏道に引き入れ、浄土へ導くこと。小坊主が、鳥の名を尋ね、男が「シジュウカラ」だとと答えると、小坊主は「人間でさえ人生わずか五十年というのに、小鳥のくせにシジュウカラとは生き過ぎだ!」と叫んで引導を渡したとか。一休和尚の小坊主時代の話だと言われていますん。

和歌·俳句

はらはらと 飛ぶや紅葉の 四十雀 正岡子規

むづかしや どれが四十雀 五十雀 小林一茶

老の名の ありとも知らで 四十雀 松尾芭蕉

四十雀は夏の季語。

まとめ

「やかましい田舎者」と言う例えを江戸時代にされていたと言うのは非常に興味深いエピソードでした。鳴き声や糞の被害で人に嫌われたりもしていますが、くちばしの鮮やかさやにぎやかさに、わたしは見かけるとちょっとうれしくなります。いまのところ。

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参照

※1:Experimental evidence for compositional syntax in bird calls

※2:シジュウカラ、「文を作る能力」あった 新発見、言語進化を読み解く鍵に