
うちのムスカリ
ムスカリの名前
英語:Muscari, grape hyacinth
日本語:ムスカリ
名前は、ギリシャ語のムスク、麝香(じゃこう)から。花がぶどうのように見えるから「ブドウヒヤシンス」と言う別名を持っていますか英語が「グレープヒヤシンス」なので、ほぼほぼ同じ表現です。ちなみに麝香は、雄のジャコウジカの香嚢(こうのう)から分泌されるものを乾燥した香料です。麝香に似た香りからムスカリと名前がついたようです。(※1)
生態・ガーデニング

被子植物で球根植物。開花は3月から5月。花の色は青紫が基本ですが、白色やコバルト色なども最近はあるようす。多年草。高さは10センチから30センチほど。耐寒性は強い。育てやすい。
ムスカリは園芸植物として栽培されています。実際私も(私の妻が)庭に植えています。ムスカリの球根は数年上っぱなしでもいいみたいですが、秋に掘り上げると良いらしいです。「掘り上げる」とは、 花が済んだ球根を掘って地から出して土屋子を取り除いて風通しの良い日陰で乾かして保存すること。時期ははが黄色くなってからがいいみたい。
丈夫で育てやすい秋植えの球根。まとめて癖させると重宝するようでグランドカバーとしても利用されています。ムスカリは40から50種類あります。
分布
原産地は南西アジアや地中海沿岸地方。日本に入ってきたのは最近で1980年頃。
逸話
イラク北部にある6万年前のネアンデルタール人の遺跡から埋葬にムスカリの花を一緒にしていた痕跡が発見されていて人類最古の埋葬花とされています。
参照
※1