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2020/11/06
恋愛の科学(1)出世したいならAVは観るな
筆者:大田忍

恋愛の科学は、恋愛を心や運命ではなく、科学の視点から捉えるシリーズです。1回目は、「出世したいならAVは観るな」。
※同じ内容の記事をおおたしじみの名前でnoteでも連載しています。

 

恋愛を形成しているドーパミン

恋愛というのがどうして起こるのかと言うと常々ここのnoteでも言っている

繁殖

というか

遺伝子を残すぞ!

という目的に必要だからです。たかが振られたくらいでどうして人は死にたくなったり、時には本当に死んじゃったりするのか。それくらい強い動因だからです。動因は英語ではDrive。人を動かす力です。

恋愛をすると脳は、中脳辺縁系からドーパミンが出まくります。ドーパミンは、快楽物質なんて言われたりするが、違います。ドーパミンによって人はどういう気持ちになるのかと言うと

もう少しで手に入りそうでまだ入っていない焦る気持ち

です。続きが気になる小説やマンガやドラマ、レベルがもう少しで上がりそうなゲームといえば、想像しやすいと思います。ジリジリします。気がつけば朝!みたいな体験をしたことがある人も少なくないと思います。

これがドーパミン。

このドーパミンが一役を担っている人間を誘導するシステムが、リワードシステム、いわゆる報酬系というものです。

この報酬系をハックしたビジネスが、現代は多々あります。タイトルにあげたAVはまたちょっと違うんですが、このnoteもそうですし、SNSなんかもそうです。報酬は何かと言うと「いいね」です。人を夢中にさせる力があります。いわゆる依存症を形成するものには、ほとんど報酬系をハックするものが含まれています。

恋愛とドーパミンについてはこちら。

人間の報酬系をうまく利用する方法をゲーミフィケーションとも言います。これはわたしも自分に使っています。noteに記事を書く度に経験値のポイントが上がる設定にしています。

書籍だとこの辺がおすすめ。

 

もう少しで手に入りそうな焦りとはあれそっくり

恋愛をしているときにはドーパミンがでて「もう少しで手に入りそうな焦り」に囚われます。「会いたいのに会えない!」あの胸が苦しい状態、あれドーパミンです。会えたら大興奮!というより会える直前が一番人は興奮しています。再び、離れると切ない気持ちがずっとつきまとって眠れない。

これはドラッグやアルコールなどの依存症とかなり近い状態です。これらの依存症もドーパミンでまくりですから。

AV(ポルノ)はドーパミンを出しまくる

AV、アダルトビデオ、ポルノは、いわゆる超常刺激、超正常刺激(Superstimulus/Supernormal stimulusというもののひとつに数えられています。わたしたちの脳が想定している以上の刺激をさしてこう呼びます。

SNS、いわゆるソーシャルメディア、ジャンクフード、というか加工食品というか化学調味料、そしてポルノ。

ポルノを観るとドーパミンが際限無く出続けます。

ケンブリッジ大学の神経精神科医、ヴァレリーブン博士によれば、 ポルノ中毒になっている男性の脳は、ドラッグ中毒になっている人と同じ状態になっているということです。

ポルノを観ると脳の報酬システムが萎縮する

これはドイツのマックス・プランク研究所による研究ですが、ポルノの視聴時間が長い人は、脳の線条体の灰白質が小さくなっていることがわかりました。線条体とは報酬システムの一部であり、これは

人が努力する機能

を支えるものでもあります。人は、なぜ努力するかと言いうと良い結果を求めるから。良い結果が人に何をもたらすか言うと喜びという快楽です。これが、ドーパミンの出過ぎにより壊れます。つまり

努力できない人間にになっていく

ということです。

ポルノをみると普通にセックスできなくなる

ポルノは、超常刺激のため、脳を疲弊させ、麻痺させていきます。この辺もドラッグに似ていますが、だんだん効かなくなっていくです。耐性がつくというより報酬系が疲弊して。

そうなると普通に人間とするセックスにおいて興奮できなくなっていきます。

そんなわけで、デメリットばかりなのでAV、ポルノは控えることをおすすめします。

食べ物の超常刺激、ジャンクフードも出世を阻む?

ちなみに超常刺激のひとつであるジャンクフード、加工食品、化学調味料ですが、こちらが壊すのはレプチン受容体。レプチンとは、

「だいぶ食うたし、じぶんそろそろ食べるの控えたほうがええで」

ということを身体に伝えるホルモンです。お腹が一杯になったら普通、食欲が減ります。これが「美味しすぎる化学調味料や加工食品」によって、壊れます。これが肥満の原因です。ちなみにちなみに最高に太る加工食品は、ポテトチップス。

んで、太ると今度は、男性の場合、テストステロンという男性ホルモンが低下します。テストステロンは競争心を育むホルモンであり、出世したい!出世するぞ!という動機を形成します。それが減る。性欲も減り、出世欲も減る。

英雄色を好む

なんて言葉がありますが、これはテストステロンとの関わりがあると推測できます。出世欲と性欲は、テストステロンが繋ぐと言えそうだから。

太った男がモテないとするならば、出世の可能性が低くなっているからかもしれません。そして太った女性がモテないのは、男性に「妊娠している可能性」を感じさせるから。

参照