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2021/02/12
恋愛も結婚もデフォルトは上手くいかないことになっている
筆者:

 

 

 

 

結論を冒頭に

わたしたち人間の恋愛はデフォルトで上手くいかないようになっています。理由は後ほど説明しますが、じゃあどうすればいいのよ?!という対策法を最初に述べておきたいと思います。それは
すごく工夫する。それを続ける。
ということに尽きます。いつまでも愛し続けることができない可能性が高いことを知れば、継続するための工夫をするようになります。どういう工夫かはそのカップルによって変わってくるかもしれませんが、いくつかの例も提示しておきます。ただ、基本的に徐々に上手く行かなくなっていくが普通、といことを知っておくのは、ネガティブな影響を受けるのではなく、逆にポジティブな影響を受けることができる可能性が高いのではないかと考えます。
また恋愛や結婚が、よしんば終わったとして、それはあまり悪いことではないことを知ることにもなります。離婚率の高い地域は、女性が自立しやすい環境がある地域です。
離婚=不幸じゃない可能性が高いんですよね。むしろ離婚したいのにできない結婚=不幸という状況のほうが圧倒的に多い気がします。
では、なぜ恋愛や結婚が継続しないのかという理由と対処法を紹介していきます。

男女では生きる戦略が違う

男は女を理解できない、という話は昔からよく口にのぼるもので、「女心と秋の空」という言葉も日本にあるほどです。

脳が違う

なぜかというとそもそも脳が違います。左右の脳をつなぐ脳梁の太さが女性のほうが男性より太く、視床下部には男女で大きさと形が違う部分がいくつもあります。

戦略の違い

男にしろ、女にしろ、わたしたちの考えや生き方に関係なく、わたしたちの生きる目的は繁殖としてデザインされています。生殖して繁栄すること。男性の場合は、できるだけ多くの女性に子どもを産んでもらいたい。しかし育ってもらわないといけないので、育つ範囲で。ゆえに男の人の性欲はすごく強く設計されています。設計は神さまじゃなくて遺伝子がしています。なりゆきで。進化というのは、いきあたりばったりで増築改築で進められるます。
一方、女性は、人間の場合は、産んだ子どもが動けるようになるまで3年くらいかかるので、その間、男のひとに一緒にいてもらう必要があります。また育児のコストが非常に高い。なので集団で生活して、集団で子育てすることを想定して設計されています。
だからワンオペって遺伝子としては「ちょっと聞いてないんですけど!」ってくらい過酷な育児スタイルです。お母さんが鬱になりやすいのも当然なんです。
女性も男性もそんなわけで子どもが大きくなるまでは仲良くしたいのがそれぞれの都合です。それゆえにいろんなホルモンを出します。恋愛は、みな脳がしびれるような状態になりますが、これはドーパミンによるものです。ドーパミンは、依存症のときにばしばし出ているものなので、身体のなかの状態としては、恋愛もアルコール依存症もギャンブル依存症もだいたい同じ状態です。「あともう少しで手に入る気がする!」という焦りを感じている状態です。じつのところ、恋愛しているときは、あまり幸せじゃないんです、わたしたち。幸せは、セロトニンなどのホルモンで形成されるんですが、恋愛当初はこれ激減しています。
落ち着いて来ると次に、恋い焦がれる状態から愛着状態に変わります。これらのホルモンは、愛を交わすことで活性化されます。男性側ではバソプレッシンという「守ってあげたい気持ち」をつくるホルモンが出ています。女性もオキシトシンを出して愛着を強めます。ちなみに愛着は英語でattachment。恋愛のホルモン一覧はこちら。

男女ともに愛着にも終りが来る

ドーパミンで嵐のようなロマンスが始まり、これがしばらくつづきじきに愛着をいだき合う関係にかわり、そして終わりが来ます。4年から5年。不倫の場合は長続きすることが多いです。互いに手に入らない状態が続くので。ドビュッシーも8年以上不倫関係を続けていました。
なぜ終わるのか、それは子どもがそろそろなんとかひとりで動けるようになる時期になるのと産む子どもはできるだけ多様な遺伝子を持っていて欲しいから。Aという遺伝子の相手との子どもは、もしAという遺伝子に不都合な環境が発生したとき、同じ相手と作った子どもたちは全滅してしまいます。しかしBという遺伝子の相手の子ども、Cという遺伝子の相手の子どもを作っておくとなにかが起こっても自分の遺伝子が残りやすい状況になります。
浮気といえば男がしそうなイメージですが、時期や仕方が違うだけで男女ともにあわよくば多様な遺伝子の相手が欲しいという欲求がデザインされています。男のほうが社会的な能力が低く、単純で性欲が強いため、求愛行動が目立つだけです。

レスもデフォルトかも

普通同じ相手との回数は減っていきます。もともと4、5年で終わる傾向が強いのですから。ただ回数でいうと日本だけ以上に少ないんですよね。
世界平均は103回ですが、日本はその半分以下で45回。この統計はDurexによるもので2005年のデータです。ちなみに満足度の平均は44%ですが、日本はワースト2位の24%。性に関しては最悪の国です(笑)。

対策

そもそもですが、「別れる」ということは別に悪い選択肢ではありません。結婚というシステムがそもそもかなり歪んだものです。社会学者の上野千鶴子さんもこれについていろいろな場所で説かれています。
こちらの本はいろいろな学問の専門家たちがそれぞれの見地から不倫を考察したものです。このなかに上野千鶴子さんもいらっしゃる。
しかし「別れる」というのは、ある意味コスパが悪くもあるんです。そろそろ落ち着きたいという欲求が生まれるのは、加齢などによるエネルギーの送料の減少もありますが、仕事や他に集中したいことがある場合もあります。また「この人とはずっと一緒にいたいな」という気持ちが遺伝子設計の平均を超えて継続する場合もあります。
その場合は、一緒にいつづける工夫をしたいわけです。ではどうすればいいのか。
(1)付き合いはじめごろからお互いにこの知識を共有しておく
工夫をしないと長続きしないってことをお互いに知っておくと協力関係を形成できます。大事にし合う工夫をお互いにし続ける基礎を作れます。また夫婦であるならば、育児は母親任せというのが、かなり間違った役割分担であることに理屈で理解できるようになります。役割分担などせずにお互いにできることしあって一緒に生きていく、という考えを共有するのがベターです。
こちらも参照してもらえると嬉しいです。
(2)不倫や浮気を絶対悪として見ない
男性も女性も浮気はするものです。遺伝子にもよるんですけど。浮気しやすい遺伝子とそうではない遺伝子があります。乱婚型のアメリカンハタネズミの雄に一夫一婦制なプレーリーハタネズミのもつホルモン受容体遺伝子を導入すると一夫一婦制的な行動を取り始めます。さきのバソプレッシンが強く働くようになるためです。
ということで浮気するしないではなく、長く仲良く付き合い続けていく、という視点で付き合い続けるほうが良いかもなんです。ライフスタイルがうまく噛み合う相手を見つけるのは大変です。お互いに。それが浮気くらいで失うのは、実は惜しいんです。
また自分もしていると相手がしていることがわかっても許しやすくなります。これは……ひとに寄りますけれど(笑)。
(3)こだわりを捨てて、オープンにしたいことを語らい合う
日本人は他国にくらべて、アレに関してふたつの特徴が顕著です。
1.こだわりが強い
2.新しいアイデアに触発されたくない
やってみたいことはばっちりあるけれど、オープンマインドではない
ということです。アレやってみたいんだけど、いやよ!でもこれくらいならいいわ、という会話ができるとより良い環境、関係になっていくかもしれません。
(4)AVを見ない
これがかなりてきめんな効果があります。出世もしやすくなるし、オススメです。あと二次元やグラビアからもちょっと距離をおいたほうがいいです。ついでSNSなどスマホに費やす時間を減らすのも良い!

まとめ

いかがでしょうか。逆説的な話なんですが、「基本的に恋愛関係は終わる」ということを知っておくと結構良いんです。
男女差については以下の本がかなりかなりオススメです。
Kindleないんですけど。良書。
黒川さんが苦手な方でも知見は有効です。
かなり際どいこともファクトとして紹介しています。

参照