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2021/01/13
科学で健康をハックする(5)裸で眠る8のメリット
筆者:-

「科学で健康になる」がテーマの話です。今回は、日本人には馴染みが薄い「裸で眠る」その効果について。裸で眠ると何が良いのか

 

裸で眠ると何が良いのか、という情報をできるだけエビデンスベースで紹介していきます。ところで、日本人って清潔好きなつもりでいますが、実際他国に比べて清潔好きな気もしますが、意外に寝具を洗わないみたいです。

日本人は寝具をあまり洗わない

ちょっと端折って数値調べてないんですが、日本人は他国に比べて寝具をあまり洗わないみたいです。こちらの記事を参考にすると

メキシコでは週に1回以上は洗う家庭が8割で、一方日本は4割以下。

海外の映画やドラマを観ていると登場人物たちが、下着だけで眠っているシーンをよく見かけます。いっぽうで日本人は、やはり寝間着を着て眠るほうが一般的な様子です。「海外」でひとくくりにできませんが、下着一枚で眠る文化圏では、寝具は肌着やバスタオルくらいの感覚なのでしょう。一方で日本人は、寝間着は洗うが寝具はあまり洗わないのではないでしょうか。

これが裸で眠る日本人がとても少ない背景なんじゃないかと推測します。しかし実際はどれくらいの頻度で洗うべきなんでしょうか。

寝具の洗うべき頻度

こちらの記事を参照。

結論だけ。

枕は3ヶ月一度は洗ったほうが良いようです。枕カバーではなく、枕。60℃で洗うとほとんどのバクテリアは死滅するようです。Mail Onlineによれば枕の重さの最大三分の一が、虫、死んだ皮膚、ダニなどの糞である可能性があるそうです。

ベッドシーツ

週に1回。微生物学者のLaura Bowaterによれば、60℃以上でシーツにいるバクテリアを死滅させられるので、これを週に1回は行うことを推奨しています。できれば直射日光で干して紫外線により微生物を殺すと良いようです。最近では、大きなシーツも洗って干せるランドリーが増えてきているので、そちらも良いでしょう。

わたしはよくココを使っています。

マットレス

8年ごとに交換したほうが良い。

アメリカ人の28.5%が裸で寝ている

Casperによればアメリカ人の28.5%が裸で寝ているそうです。裸で眠る理由の多くは「快適だから」。

裸で眠るメリット

ということでシーツを週イチで洗う習慣がゲットできたら、裸で眠ることが少し容易になってくるのではないでしょうか。わたし自身は、裸で眠るようになって1年経ったので、やってみて思ったことや感じた変化を最後に付記しておきます。

1. 早く&よく眠れる

人は寒いほうがよく眠れます。海外の研究では15.5℃〜19.4℃が理想の温度。日本睡眠科学研究(どんなところか調べてないけど)によれば、

夏場は約25℃~26℃、冬場約22℃~23℃

が睡眠に最適なのだそう。

で、裸だと体温を下がりやすくなるので、よく眠れるということになります。寝ている間あたたかすぎるとレム睡眠が妨げられる可能性が高まるようです。

2.ストレスが減って気持ちが安定する

睡眠の質が向上することよってストレスも減ることになります。The Journal of Gerontologyによれば、睡眠パターンとその効果の研究を通して、睡眠とストレスレベルに強い相関関係があることがわかったそうです。ストレスが減ることで気分は向上し、安定するという研究結果もアメリカ心理学会によって紹介されています。

論拠https://academic.oup.com/psychsocgerontology/article/72/3/363/2631941

3.自尊心と自信が増える

以下の2017年の研究によると裸で過ごす時間が増えると自分の身体に対する不満が減り、自尊心や自信が増えるという結果が得られました。

論拠

4.痩せる

これも睡眠の質や長さに関わるものですが、以下の系統的レビューによれば、睡眠不足は太る、とのこと。なので、ちゃんと寝れば痩せるってこと。7時間〜9時間の間が理想の睡眠時間。これ以外だと多くても少なくても死亡率が増えます。

論拠

https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1038/oby.2007.118

5.健康な肌を維持できる

深い睡眠を得ると傷の治りが早くなるようです。the Federation of American Societies for Experimental Biology journalで発表された論文が論拠で、傷つけた傷の治りの早さは睡眠の深さとの関わりがあり、深い睡眠をとるほど治りが早くなることがわかりました。肌の健康もまた良質な睡眠によって得られるので、裸で寝ると良いよーってことです。

論拠

https://faseb.onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1096/fasebj.29.1_supplement.1037.4

6.女性の出産力が高まる

裸で寝ると女性の膣の健康に良い影響があるようです。キツめの下着をつけていることでカンジダ症の感染リスクが高まるようです。寝ている間だけでも下着をつけないことでそのリスクが下がると考えられます。また裸はちょっと抵抗がある場合は、緩めのコットンの下着を着用するのも良いようです。

論拠

7.男性の性的な能力を守る

男性病学ジャーナルで発表された以下の論文によれば、男性もまた寝ているときにキツめの下着をつけていると下着の中が高温になり、それが精子の数や生殖能力を下げることがわかりました。子どもを産む気がなくても男性の性的能力はメンタルや生産性に関わるので、やっぱり男性もパンツは履かないで寝たほうが良いよです。

論拠

https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1111/j.1439-0272.2007.00794.x

8.カップルの関係が良くなる

画像1

皮膚同士の接触はオキシトンを放出させます。オキシトンとは「愛と信頼のホルモン」と呼ばれているホルモンです。恋人同士の愛着を強化する働きを持っています。寝る前にマッサージし合うのも効果的だとか。

論拠

https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fpsyg.2014.01529/full

1年間裸で寝てみて

1)よく眠れる
睡眠の質はあがった気がします。

2)冷え性が治った
わたしはなくて妻ですが。わたしはもとから冷え性じゃないんですが、妻が裸ではないもののかなり薄着で眠るよになって1ヶ月くらいで冷え性が治ってきました。

3)ベッドに入ってからトイレに行ったあとどうするのか
オシッコの場合はよく拭いて済まします。うんこの場合は下着を履いてベッドに入ります。場合によってはなんとなくですが、オシッコのときでも下着を履いてベッドに戻ります。

4)自分の裸を見慣れる
裸族ではありませんが、家の中を裸で歩く頻度がバク上がりしますので、自分の裸を鏡越しに見る機会が増えます。「いまこんな感じかぁ」と観ながら認識しています。

5)パートナーの裸も見慣れる
自分といっしょにパートナーの裸もよく観ます。新鮮味がなくなるということはないです。

6)太りにくくなる
たぶんですが、頻繁に裸を観ているので、少し太ると「おいおい」ってなります。体重も毎日測っているので、数値で気づきますが、「ちょっとくらい太ってもいいかなー」という油断を視覚経由でたしなめられます。

まとめ

裸で眠るメリットをざっと復習してみると、よく眠れるし、痩せるし、健康になるし、メンタルが改善し、パートナーと長続きするようになる、という内容。

思うに、問題は、やってみることに抵抗を感じる、ということじゃないでしょうか。でも1ヶ月もしていると普通になります。30回やれば良いぐらい。習慣にするには2ヶ月くらい。

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