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2020/12/23
科学で健康になる(3)不安のお手軽な減らし方×2つ
筆者:-

不安を少し減らす方法を2つ紹介します。

呼吸と自然音。

僕自身が、元来、境界性人格障害寄りなので強不安型でした。

僕に限らず、日本人は、欧米人、特にアメリカ人に比べて遺伝的に不安が強い傾向を持っています。

具体的には、セロトニンという神経伝達物質の量を調節するセロトニントランスポーターを決める型が異なっていることに起因しています。

中野信子さん『不倫』という本にもこの不安の成り立ちについて解説がありました。

 

この本、タイトルの割に教育に役立つ知識が多いです。

このセロトニンを取り込む力が日本人はすごく弱いので不安になりやすいそうです。そうかもしれないなぁとわたしも思います。

で、不安になりやすけれど、どうしたら減らせるのか、消せるのかというと呼吸と自然音なんですが、それ以外にも

•ちゃんと寝る

•陽光

•運動

•マインドフルネス

•瞑想

•音

•知識

•呼吸

などが不安を減らすのに有効だそうです。

 

このなかでかなり手軽な2つを今回紹介します。

まず呼吸。

 

呼吸

アップルウォッチには呼吸アプリがあらかじめ入っています。

これを使うと4秒吸って4秒吐くという呼吸を促されるのですが便利なことに心拍数まで図ってくれます。

ヨガではこの呼吸法を「サマ・ヴリッティ」と呼びます。

これには血圧の低下とストレス解消の効果があります。

慣れてくれば、8秒くらいまで伸ばしていくと良いでしょう。

口で吸って鼻で吐くともっと良いです。何故かと言うと意識が鼻に集中できるからです。

今行っているひとつのことに意識を集中させる、これがストレス解消にとても良いんです。

言い換えるとこれ、マインドフルネスなんですけど。

もちろん、アップルウォッチがなくてもできます。

 

自然音

自然音を聞くと副交感神経が活性化します。聞くだけで、です。

毎回言っていますが、現代人は現代に生きていても遺伝子は狩猟採集民のままです。車やエアコンは遺伝子的には知らない音です。

一方で風や波、虫の鳴き声などは「知っている音」です。

焚き火の音もいくぶん新しいですが「知っている音」に含まれるでしょう。

また自然の音を聞くと人は意識が外に向くようです。

不安は言うまでもなく内向きの心の動きです。

そとに意識が向くことで不安が減るというのはわかりやすいんじゃないでしょうか。

アマゾンエコーやグーグルホームを持っている方は、「森の音を聞かせて」とか「海の音を聞かせて」と言えば、自然音を出してくれます。AppleMusicにも自然はいっぱいあります。

リラックスしたいときや寝る前など自然の音を聞くと不安も減っていきます。

ぜひお試しください。

ちなみにこの研究はイギリスのサセックス大学によるものです。
論文はこちらです。

見に見えない心の問題ですが、意外にこういった具体的な方法でどんどん減っていきます。不安は農耕民になって以降、わたしたちを苛み続けきたものですので軽視しないで、がぶり寄りくらいの勢いと姿勢で取り組んだほうが良いでしょう。仕事にしろ、恋愛にしろ、人生にしろ、自分が元気じゃないとベストパフォーマンスは発揮できませんから。