なんらのかのインタビューや調査を受けたとき、社会的に望ましい回答をしてしまうことがあります。これを「社会的な望ましさバイアス」と言います。
社会的に望ましい側面のみを報告し、望ましくない側面を報告しない傾向
英語では、Social-desirability bias、略してSDR。 社会的な望ましさバイアスは、社会科学研究において大きな問題です。 自己申告調査の場合にこのバイアスが影響し、正確な状況把握できなくなるからです。性、ドラッグなどを含めて「社会的に望ましくない行動や思考」の把握がこれにより妨げられます。
1. 匿名性と機密性
匿名性と機密性は社会的な望ましさバイアスを減らす効果があります。
2. 自分と親友のテクニック
「主格テクニック」というもので、自分についてではなく「親友なあらどうするか」という質問方法。
他にもいくつかありますが、これは認知バイアスの知見を理解する立場にとってではなく社会調査をする際に必要な知見なので省略します。
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