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ニューヨークのアートディレクターがいま、日本のビジネスリーダーに伝えたいこと
小山田 育 (著), 渡邊 デルーカ 瞳 (著)

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  • ジャンル:
    ブランディング
  • 読了時間:
    1時間
  • 形態:
  • 読んだ人:
    大田忍
  • 評価:
    オススメ

ブランディングって、今からなおさら大事になるのに
どうも浸透がむつかしいなぁと思っていた理由が、ニューヨークとの比較で
詳らかにされいてわかりやすかったです。

また、ロゴ、CI,VI,ブランディングなどの說明も
わかりやすい。

ブランディング・デザインをするうえで形成するチームのありようも
日本とは違うので、それまた参考になります。

だから、アートディレクター側にも経営者側にも有益な本だなと思いました。

文章としては、精錬が甘いかも知れませんが、
わかりにいくわけでもないのと、文体に正直さを感じます。

「世界に通じるグローバルなブランディングを」と謳っているに
欧文の組版が、端からまちがっているブランディング本(内容もあまり意味がない)などありますが、
この本は、誠実な気配を感じました。

ちなみに著者がふたりですが、ふたりとも(おしゃれな)女性です。

ニューヨークでオフィスを構えていく過程がみられて、
彼女たちのブログもすごく興味深い。

好きな本でした。

HI(NY)のサイトはこちら。

大田 2019年99冊目

 

(2019/07/05)