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クラーナハ画集 500年後の誘惑
楽しく読む名作出版会 (編集)

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  • ジャンル:
    小説・詩・エッセイ
  • 読了時間:
    15分
  • 形態:
    Kindle
  • 読んだ人:
    大田忍
  • 評価:
    オススメ

ルーカス・クラナッハの絵って、
なんであんなにいびつで美しく艶めかしいのか?

と思って読み始めたのですが、

いびつさは、

「マニエリスム」というイタリア、ルネッサンスの美術様式の影響なのだとか。

その特徴は、

  • 非現実的な人体比例
  • 誇張された遠近法と短縮法
  • 不自然な空間表現
  • 反自然的な色調

などなのだそう。

ギリシャ神話とキリスト教をモチーフとする絵と
肖像画がメイン。

宗教改革のマルティン・ルターと同郷、同時代のため

彼の肖像画を多数描く。

狩野派のような商業的才覚もあり。

リスペクト!

これはカラーで見ないといけないのでスマホかiPadなどタブレットで観ることをオススメします。

 

(大田 2019年64冊目)

 

(2019/05/12)