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新世界史 世界史B 改訂版
山川出版社 (著)

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  • ジャンル:
    自然科学・哲学
  • 読了時間:
  • 形態:
  • 読んだ人:
    大田忍
  • 評価:
    オススメ

池上彰、佐藤優、三田紀房、
大好きな三者同様に言う

教科書最高

と。

というわけで高校の教科書シリーズで

世界史

ですが、

やっぱり便利です。

ビジネスパーソンこそ
地味に確実に
高校の勉強が必要になってきます。

受験のための勉強と思いがちですが

英語にしろ、数学にしろ
国語にしろ、社会にしろ、
理科にしろ、

ビジネスで全部使います。

英語は言わずもがな
(ニュースソースは英語圏のものは必須です)

数学は経営に不可欠。
避けて通れません。

国語はコミュニケーション能力として
基礎技術であり、

理科は、仮説と検証を身につける訓練になります。

そして社会なんですが、
卑近なところで株取引で考えると

世界情勢は
株価へ大きな影響力を持っていますが
世界情勢って、今だけじゃなくて

中世くらいまで遡らないと理解できないものが
結構あります。

チリがどうしてスペイン語が公用語なのか
ギリシャがどうして財政破綻してしまうのか
大陸の国と海洋の国の戦略の違いはなにか、
北朝鮮がどういう意味を持つのか
宗教の勢力図は?
ピューリタンとプロテスタント、
正教会って? イスラム教と同じ神?

等々、これらの知識をベースにしないと
いまいちピンとこないままになってしまいます。

そういうときの字引となり
概要の理解の手助けとなるのが
忙しいビジネスパーソンの味方、
教科書です。

かなり凝縮されているのでちゃっと読めます。

ところで山川出版社は
1948年の設立と
思ったより若い企業でしたが、

こんなおもしろいサイトにも関わっています。

http://www.historist.jp/

歴史最高。

[大田 忍 2019年41冊目]

(2019/03/14)