自分たちの能力、可能性や魅力を意識しない、または過小評価するということは、謙虚という美徳ではなく、それらを必要とする他者や社会に対して不誠実な態度なのではないか、と私たちは考えます。
個人も企業もともに、対内的・対外的に向けて、保持している能力と可能性を十二分に開示していくことが、有限性というフレームの中で社会活動を行い続ける私たちのあるべき姿勢だと、私たちは確信しています。
「十二分」という表現には、20%分、本来の能力以上に良く見せるというニュアンスをそこに込めています。私たちは、常に成長する伸び代を持っています。今以上の自分たちの姿でも、二割分、理念の直線状に描くならば、追いつき追い越す力を、個人・企業に関わらず内包しています。
意識体が、自分の持つ魅力を「十二分」に見せるには、確固としたアイデンティティを持ち、それを表現と行動に反映していくことが必要です。私たちは、それを「ブランディング」と呼んでいます。ブランディングとは、自分たちが何者で、何を求めていて、何を提供したく願っているのか、何を大切に想っているのか、ということを詳らかにして丁寧に表現していくこととも言えます。
「人として魅力的であれば、何を着てもいてもどんな格好をしていても、ちゃんと理解してくれる人には伝わる」とは、私たちは考えていません。魅力を伝えるために、相手に理解する労力を払わせるのは、自分にも他者にも不誠実ではないでしょうか。高級品だけが人を魅力的に見せるわけではなく、清潔にして、髪を整え、爪を切り、時間を守り人に会い、約束を守る、ということの積み重ねが、信頼を生み、且つ自分の魅力を十二分に伝える「伝」です。
私たち、ブランディング テイラーは、お客様の話を伺い、その人・企業を知り、ヴィジュアルをしつらえる、所謂“Bespoke”（ビスポーク）と呼ばれるような制作とコンサルティングを提供していくことを目指しています。魅力を十二分に表すための、書体、色、用紙、デザイン、コミュニケーションを企画し、提供していくことでそのミッションを実現していきたい。サヴィル・ロウのテーラーたちのように。
会社名
ブランディングテイラー株式会社
事業内容
ブランディングデザイン
代表者
大田 忍
所在地
〒151-0064 東京都渋谷区上原2-33-2-403
Mail: all@brandingtailor.jp