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現在の登録件数:650 件
読書について 他二篇
アルトゥル・ショウペンハウエル、斎藤 忍随

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  • ジャンル:
    自然科学・哲学
  • 読了時間:
    1時間
  • 形態:
    Kindle
  • 読んだ人:
    大田忍
  • 読んだ回数:
    1回
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    オススメ

ショウペンハウエルは、1788年、ポーランド・リトアニア共和国生まれ。裕福。

ショウペンハウエルは、読み心地が良くって、アフォリズム満載で引用したくなるんだけど、なんとなく信用してはいけない気配を勝手に感じています。

その気配にともなってなんとなくワーグナーを想起します。

この本そのものはなんだかおもしろい。たとえば、読書を他人に考えてもらう行為と言っていて、

「そりゃあまあそうかもねぇ」

とは思ったりする。一度は、ショウペンハウエルの言うことになんとなく汲みしそうになるんだけど、

なんか違う!と翻してしまう。

翻訳者が、著者を礼賛ぎみで、それがさらに懐疑心みたいものを強化しているのかもしれないけれど。

大田 2020年205冊目(通算562冊)

(2020/08/15)

君主論
ニッコロ・マキャヴェッリ, 河島 英昭 (著)

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  • ジャンル:
    歴史・政治
  • 読了時間:
    1時間
  • 形態:
    Kindle
  • 読んだ人:
    大田忍
  • 読んだ回数:
    1回
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    オススメ

今読むと同意できない部分が多々あり、時間が自分の思想や世界を変えていることを感じました。

本の7割は解説なので、マキャベリの君主論そのものはストレスなくさらっと読めます。

自国の軍を持たずに傭兵を使う時代の君主への助言。

献上されたロレンツォ・デ・メディチは、君主論をあまり重視しなかったそう。

その後、反目を疑われ拷問を受けたり、いろいろ大変だったニッコロ・マキャベリ。

好きか嫌いかと言えば好き。

大田 2020年204冊目(通算561冊)

(2020/08/14)

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  • ジャンル:
    小説・詩・エッセイ
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    1時間
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    Kindle
  • 読んだ人:
    大田忍
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    オススメ

芥川龍之介の短編集。これでもかというくらいにパッケージされている。

ちょう100年くらい前の日本の様子も伺えて楽しい。

わたしは、デカダンスというものにある程度距離をおきたいたちなので、

そんなに苦しまなくても世界の見えない魅力を詳らかにすることは可能じゃないかと

作家の肩に手を置きたい気持ちになる。

35歳ですよ、死去されたのは。

 

大田 2020年203冊目(通算560冊)

(2020/08/14)

トルストイ民話集 イワンのばか 他八篇
レフ・トルストイ, 中村 白葉 (翻訳)

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  • ジャンル:
    小説・詩・エッセイ
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    1時間
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    Kindle
  • 読んだ人:
    大田忍
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トルストイを気軽に読むのにうってつけと考えての民話短編集。

「イワンのばか」など。

これらの民話は、トルストイのキリスト教よりの倫理・思想を市井に広めようとしてかかれたようです。

あからさまに教訓めているし(民話とはだいたいそういうものか)、なるほど共和主義、社会主義の礎の一部を形成するような向きもあります。

それでも、しかしかなり「癒やし」になります。

読書は、ストレスを下げる効果がありますが、古典などはそれに向いていて、時代の洗礼を受けた作品は、読んでいて気持ちがいいです。

しかし、『イワンのばか』が説くように「頭で稼ぐこと」が望まれないことで、「手にタコをつくるように働く」ことが礼賛されるのって、たぶんこれから先さらに間違った思想に思います。

なぜなら、AIがかわりにやってくれるもの。

 

大田 2020年202冊目(通算559冊)

(2020/08/12)

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  • ジャンル:
    自然科学・哲学
  • 読了時間:
    1時間
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    大田忍
  • 読んだ回数:
    1回
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    オススメ

英語を使っていて、「ああ、やっぱちょっと大事な。軽視できんな」と思うのが、文法です。

ボキャブラリーと慣れである程度、話したり、聞いたりはできるのだけれど、文法の基礎を抑えておかないと、どうにも混乱することが多くなります。

参考書はきっと多くあるんですが、教科書くらい激戦区を勝ち抜かなければならない市場はないので、やはりとても洗練されています。

高校の教科書をざっと目を通していくと

「学校教育、なめたらいかんぜよ」と強く思います。

実際の学校がどうなっているかわかりませんが、教科書は非常におもしろい。

とくに面白いのが国語なんですが、数学もおもしろいです。

人生を楽しもうと思うとどうしても数学は習得したい技術・知識なんです。

英語も教科書は充実しているので、中古で買うのをおすすめします。

 

大田 2020年201冊目(通算558冊)

(2020/08/12)

失敗の本質
戸部 良一 (著), 寺本 義也 (著), 鎌田 伸一 (著), 杉之尾 孝生 (著), 村井 友秀 (著), 野中 郁次郎 (著)

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  • ジャンル:
    経営・経済
  • 読了時間:
    1時間
  • 形態:
    Kindle
  • 読んだ人:
    大田忍
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    1回
  • 評価:
    必読書

今年200冊目は、太平洋戦争における日本軍とアメリカ軍の違いから学ぶ、敗戦の原因。

というか比較を通してより良い組織論とは何かを問う著書でした。

日本のビジネスパーソンにおいては、必読としても良いんじゃないかと思う内容でした。

手段と目的のとり違い以上に、構造的な問題をつまびらかにしていくものでした。

中尾 政之さんの『失敗百選』という失敗の分類、分析とは異なり、フォーカスしているのは組織論です。

わたしは、この本から組織の学習理論としてのシングルループラーニングとダブルループラーニングを学びました。

それについてはこちらにまとめました。

組織や人生を救う学習理論:ダブルループラーニング

 

大田 2020年200冊目(通算557冊)

(2020/08/11)

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  • ジャンル:
    写真・絵画
  • 読了時間:
    1時間
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    Kindle
  • 読んだ人:
    大田忍
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    1回
  • 評価:
    オススメ

ジャズについて調べ始めるとネットからだけの情報だとどうも理解が深まらない。以前読んだ相倉 久人さんの『ジャズの歴史』もわかりやすかったんだけど、身につかないでいたので購入。

わかりやすい!

たとえばビバップとハード・バップの違いについてとか。

助かる!

しかし密度がすごく高いからいっぺんに読了しようとするとすごくしんどい。いろいろ聴きながらペラペラとめくって知識を浸透させていこうと思う。Kindleでかったけれど、本で買ったほうが良さそう。カラーだし。

なんしジャズに親しむには良い本だなぁと思っております。

マンガなんでKindleでワード検索とかできません。

 

大田 2020年199冊目(通算556冊)

(2020/07/28)

内向型人間が無理せず幸せになる唯一の方法
スーザン・ケイン (著), 古草秀子 (翻訳)

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  • ジャンル:
    ライフハック
  • 読了時間:
    2時間
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    Kindle
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    大田忍
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  • 評価:
    必読書

まず、この本は『内向型人間の時代 社会を変える静かな人の力』の縮約版です。

スーザン・ケインについては、ターリ・シャーロットの『事実はなぜ人の意見を変えられないのか』のなかで紹介されていました。ケインの心動かし、観衆の感情をジャックする力があるTEDでのスピーチを。

泣けますよ(笑)。これ。どうして心動かされるのはターリ・シャーロットの本で軽く解き明かしてくれています。

内向型の人間というのは、どういうものなのか、実は張本人も気づかないでいるみたいです。実際スーザン・ケインも内向型なのに金融の弁護士という職業を選択してしまっていたくらいです。

この本は、そういう無自覚な内向型人間も含めて自覚ある内向型人間をも、宗教がかったくらいのハートを掴むようにして救ってくれます。そのあたりが怖いですが、とは言え、エビデンスベースです。

そして経営者にとっても役立つ情報です。自分自身を救ったり、鼓舞してくれるし、社員の大切な資質や能力を無駄にしないで済む知見も得られます。オープン・プラン・オフィスの弊害も理解できます。わたしもそれについては別のブログに書いています。

『オフィスはオープンが良いのか悪いのか』

ゆっくり読んでも2時間くらいで読めるのでぜひ。人生が変わると思います。

大田 2020年198冊目(通算555冊)

(2020/07/17)

事実はなぜ人の意見を変えられないのか
ターリ・シャーロット (著), 上原直子 (著)

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  • ジャンル:
    自然科学・哲学
  • 読了時間:
    2時間
  • 形態:
    Kindle
  • 読んだ人:
    大田忍
  • 読んだ回数:
    1回
  • 評価:
    オススメ

確証バイアスについて知るならこれ!

わたしたちは事実を参照しますが、それはその事実が自分の意見を支持するときのみ!

先入観がわたしたちの行動と情報を信じる信じないを決定しがちです。

この先入観のことを「事前の確信」と言います。

ということは、ファクトというのが人の行動を変えるのはとても難しいということです。

逆にでは何が人の行動を変えるのか、ということになりますが、

それについても書いています。

焦らすのもなんなので言うと答えは共感です。

この事前の確信以外にも感情、インセンティブ、主体性、好奇心、心の状態、他人という影響力の鍵となる7つについてこの本では解説しています。

チャルディーニの『影響力の武器』とも合わせて読みたいところです。

 

大田 2020年197冊目(通算554冊)

(2020/07/14)

第四の経営基盤―日本企業が見過ごしてきたファシリティマネジメント
松岡利昌 松成和夫 酒井 修 成田一郎 似内志朗 (著)

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  • ジャンル:
    経営・経済
  • 読了時間:
    30
  • 形態:
  • 読んだ人:
    大田忍
  • 読んだ回数:
    1回
  • 評価:
    オススメ

ワークプレイスの有り様の蓄積された知見を求めて手にしましたが、得るものがとくにありませんでした。

わたしは概念の図示を多用する本を信用していないのもあります。それにまとまりも悪く、忖度し合った挙げ句の仕上がりに思える構成。

他の良書を探すか自分で作る。

大田 2020年196冊目(通算553冊)

(2020/07/02)

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  • ジャンル:
    その他
  • 読了時間:
    1時間
  • 形態:
  • 読んだ人:
    大田忍
  • 読んだ回数:
    1回
  • 評価:
    オススメ

作者に対して好感は、どういうわけか持てないのですが、世界中で彼女が体験する冒険は、追体験として大変ドキドキしました。

世界って広くて大変で、面白いんだなぁと視野が広がった気がします。

国内外含めてもっと外に出ていきたいという動機が生まれました。

ちゃんと行動に移すために週末、渋谷区を出てみたいと思います。(ハードルがひくい!)

大田 2020年195冊目(通算552冊)

(2020/07/01)

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  • ジャンル:
    ライフハック
  • 読了時間:
    1時間
  • 形態:
    Kindle
  • 読んだ人:
    大田忍
  • 読んだ回数:
    1回
  • 評価:
    必読書

こんな本がkindleで500円で購入できるなんてすごくお得。

表紙が胡散臭いですが、すべてエビデンスベースでしかも実践しやすい。わたしは100あるメソッドの20%くらいは実践しているかなぁ。

なかでもコーピング・レパートリーという概念はわたしにとって有用でした。

コーピングとは、Copingで対処するという意味。レパートリーは文字通り repertoireで演目。

この本が紹介する100あるメソッドの気になるものや気に入ったものをストレス解消法としてリストアップすることがコーピングレパートリー。

そして「あ!ストレスを感じた!」と思ったとき、このリストの中から適当にメソッドを選んで実践するだけ。

ゲームのツールみたいなものですね。

これの良いところは、コーピングレパートリーをつくるだけでストレスが減るということとストレスを感じるまで放置できること、そしてストレスを感じたときにただ選べばいいところです。ワーキングメモリが増えて、不安が減るんです。

ファシリテーションの方法と一緒で全部なんて使おうとしないで3つくらい何か身につける(またはコーピングレパートリーに加える)だけで良い。

注意したいのは、本を「読みおえることが目的」と思って接しているとせっかくの知見がつかえないままに終わるところ。わたしも以前そうでした。ノルマを設けていたので。読書量の。ただし現在、人生の目標を「レベルアップと楽しむ」というものにしたので、読書量ではレベルアップは見込めないが、知識と技術の習得はレベルアップに繋がるので読了よりは実践を優先するようになりました。

実行にちゃんと移すなら、こんなにコスパの良い本はそうそうないです。おすすめしまくりです。

仏陀のいうように第二の矢を受けない知見を得られます。

 

大田 2020年194冊目(通算551冊)

(2020/06/30)

Hamlet
William Shakespeare (著),

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  • ジャンル:
    小説・詩・エッセイ
  • 読了時間:
    3時間
  • 形態:
  • 読んだ人:
    大田忍
  • 読んだ回数:
    1回
  • 評価:
    オススメ

おすすめするかしないかでいえば、迷ったのですが、おすすめすることにしましたが、その理由は、昔の英語を読む感覚を知ることができるから。

Thineとthyとか、よくわからない’dとか、本は薄いのにつらい。

それでも、日本語と英語ではまあまあ違うし、翻訳ものは読みやすいから、元を知っておくことは良いでしょう。

シェイクスピアは代表作くらいはおさえておきたいのですが、英語で読むのは、いまのところこの一冊にしています。

内容を把握するには日本語が良いかと思います。わたしは福田恆存の翻訳で読んでいます。

 

大田 2020年193冊目(通算550冊)

(2020/06/29)

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  • ジャンル:
    経営・経済
  • 読了時間:
    1時間
  • 形態:
  • 読んだ人:
    大田忍
  • 読んだ回数:
    1回
  • 評価:
    オススメ

読んだらすぐ実行しないともうこの知見はすぐに古くなりそう。

ロジカルなのとデータをけっこうベースにした部分もあって助かる。

が、これもまたやってみないと効果の有無はなんともいえない。

とりあえずわたしの何でもアップしているInstgramは現在フォロワーが715。

こっから増えるか試してみようかな。

紹介されているルールは69。ただしルールってわけでもない。

ちなみに著者のフォロワーは1.2万人。

わたしの友だちのひとりは18万人。

とは言え1万人だってすごく遠い。やってみます。

大田 2020年192冊目(通算549冊)

(2020/06/23)

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  • ジャンル:
    漫画
  • 読了時間:
    30分
  • 形態:
    Kindle
  • 読んだ人:
    大田忍
  • 読んだ回数:
    1回
  • 評価:
    オススメ

フルカラーなんでKindleで買いましたが、Fire端末で読んでいます。

安達哲さんのライフワークと言ってもいいくらい、描き始めてから20年経っています。

フルカラーでの再連載ものの1巻目。現在三巻まで出ています。

何が良いのかなぁ、品があるところかしら。

うまくいえないけれど、なんとなくときどき読み返しています。

フルカラー前のものはこちら。

大田 2020年191冊目(通算548冊)

(2020/06/23)

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  • ジャンル:
    経営・経済
  • 読了時間:
    2時間
  • 形態:
  • 読んだ人:
    大田忍
  • 読んだ回数:
    1回
  • 評価:
    オススメ

ちょっとおざなりにしていたSNS経由の集客知見を集めたくて着手。

一個人の経験則ながら参考になる。

これ傾倒のHow to本は複数本でみたほうが良さそう。

それと実践してみないと有効性を検証できないので感想はまだまとめられません。が不快ではない文体と内容でした。

大田 2020年190冊目(通算547冊)

(2020/06/22)

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  • ジャンル:
    その他
  • 読了時間:
  • 形態:
  • 読んだ人:
    -
  • 読んだ回数:
    1回
  • 評価:
    必読書

きっかけは村上春樹氏の『ダンス・ダンス・ダンス』。この小説のなかでスペインの歴史についての本を読んでいるシーンが出てくるんです。それでスペインの歴史をちょっと知りたくなって手にしてみました。

2017年にも独立住民投票が行われたばかりです。

なかなか読んでいて楽しい文体なんです。著者の田澤耕氏は、法政大学の教授でカタルーニャ語とスペイン文化の研究者。1953年神奈川県横浜生まれ。銀行に勤め、それが契機でスペインへ派遣され、スペインを研究。派遣されてから3年後に退職します。スペイン、とくにカタルーニャの歴史と文化にはまってそちらの道を進んだ様子。

カタルーニャの歴史が紐解いてくと、国とは今とはまた別の形であったことのほうが多いことが少しずつ理解できます。

そういう意味では、英国も複雑な歴史を持っています。noteでのブログでアイルランドと英国の関係をカンタンにではありますが(とはいえ6000文字以上あります)、まとめています。

 

noteのブログ

イギリスは4つの国だし、エリザベス女王はカナダの女王でもあるし、アイルランドとイギリスは近くて遠い

 

カタルーニャは何かと肩身が狭い思いをしています。その実態は、メディアを通してでは理解できません。この本は、あくまで中立的な立場ながら、通常取り扱われないカタルーニャの実態を歴史から紐解いてくれてます。

読みやすく惹かれる文体なので気軽に読めます。

好き。

 

大田 2020年189冊目(通算546冊)

 

 

(2020/06/22)

予想どおりに不合理: 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」
ダン アリエリー (著), Dan Ariely (原著), 熊谷 淳子 (翻訳)

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  • ジャンル:
    自然科学・哲学
  • 読了時間:
    1時間
  • 形態:
    Kindle
  • 読んだ人:
    大田忍
  • 読んだ回数:
    1回
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    オススメ

原題はPredictably Irrational 。

行動経済学とは、わたしたちがロジカルではなく、不合理に行動することを解き明かす学問です。

ゆえに認知バイアスという歪んだ認識とそれにともなった行動を研究することにもなります。

そのあたりを縦横断的に取り扱っているのがノーベル経済学賞受賞者のダニエル・カーネマン氏の『ファスト&スロー』です。

ダン・アリエリーの本書は、もう少し手軽に読める内容で、それでいてユニークです。

ダン・アリエリー氏は、18歳のときに事故により全身の70%をIII度の熱傷を負ってしまいます。(本書ではIII度を「3度」と翻訳されているため、3回火傷したみたいな文になっていますが。)III度とは、「皮膚のすべての層に達しており、皮膚は、黒や白くなり乾燥し、永久的な損傷を起こす可能性がある」火傷です。

そのときにものすごく痛みに苦しみ、しかし看護師たちはその痛みへの対処を思い込みで決め込んでいました。経験豊富で知識も多い人たちがどのように事実誤認をしていくのか、そういう好奇心がアリエリー氏の原動力の一つでした。

この本を読めば、性的に興奮したとき、どれだけわたしたちは冷静ではない判断をしがちなのか、メニューをどうやってきめたらいいのか、などいろいろ理解できるようになります。オススメ!

ダン・アリエリー氏はTEDでも語っていますので動画でも彼の知見を得られる(17分)

 

ダン・アリエリー氏のウェブサイトはこちら

大田 2020年188冊目(通算545冊)

(2020/06/19)

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  • ジャンル:
    自然科学・哲学
  • 読了時間:
    2時間
  • 形態:
    Kindle
  • 読んだ人:
    大田忍
  • 読んだ回数:
    1回
  • 評価:
    オススメ

組織心理学のTomas Chamorro-Premuzic氏の2013年の著書。

内容は、

「自信はなくて良いから、能力を高めよ」というもの。

自信と能力の相関関係はほぼありません。

このあたりは、ダニング=クルーガー効果(リンク先はわたしのnote)にも関わってきます。ダニング=クルーガー効果とは、実力がないひとが自信を持ち、実力がけっこうある人が自信を持たないという傾向です。

自信の高低と能力の高低のマトリックスがわかりやすい。

著書のマトリックスをパレオな男の鈴木祐氏が日本語に変換してくれています。

パレオな男「なぜ自信が無いほうが人生は上手くいくのか?」の記事から画像を引用しています。

 

能力をつける努力をすればいいけど、ある程度の工夫はしたほうが良い、というか自信が高いってけっこうデメリットが多いってことを知っておくのは良いナレッジヘッジ(知識のヘッジ)になるでしょう。アル・ライズ氏の『マーケティング22の法則』にある「成功の法則」にも通じます。自信って能力を下げる効果があるんです。

著名になると、出世すると共感能力って下がるんです。そして自己批判能力も下がります。

高級車に乗る人は、歩行者のたねに減速しないという傾向があるんです

自信はほどほどに。

良い本でした。

大田 2020年187冊目(通算544冊)

(2020/06/19)

売れるもマーケ 当たるもマーケ―マーケティング22の法則
アル ライズ (著), ジャック トラウト (著), Al Ries (原著), Jack Trout (原著), 新井 喜美夫 (翻訳)

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  • ジャンル:
    経営・経済
  • 読了時間:
    2時間
  • 形態:
  • 読んだ人:
    大田忍
  • 読んだ回数:
    1回
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    オススメ

原題が The 22 Immutable Laws of Marketing.

Immutableだけあって25年以上経つが未だに使える知見。

22という数字は、出版するのに丁度いいからじゃないかなぁと邪推。本は220ページくらいのものが多いので。なんとなく。

ブルーオーシャン戦略や行動経済学の定説とも繋がるので、説得力あり。

ひとつずつ実行に移してみたい。ただ22も出来なそう。3つも実行に移すば十分な気がするが、傍らにおいてときどき捲ってみる。

という意味でもKindleより本が良さげ。

アル・ライズ氏は、ポジショニングで有名。

 

Photo of Al Ries

アル・ライズ氏

By Mary Jane Starke – Personal communication, CC BY-SA 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=77635385

 

 

大田 2020年186冊目(通算543冊)

(2020/06/18)