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グラフィックデザインまわりで働く人にとっては得るものの多い本。「そうだよね!」とか「そうなのか?」と現実的な判断の根拠にもなるし、また働く姿勢をも学習できる。文章の密度が薄いため、集中して読むと温度差が生じて少しつらいのだけれど、書かれていることはとても重要で貴重でもある。良質のシングルモルトを水で薄め過ぎたように感じるのだけれど、そのシングルモルトの作り手はとても真摯だし、けっこうなエリートでもある。僕にとっては、側に置いて、時々手に触れたい本。