「kindleベストセラー1位」「Amazon Primeで無料」でなかったら、多分手に取らなかったであろう本。
作者はフリーランスの女性。そんな人がそもそも、どうやったら元FBIの捜査官と出会えるのか?という好奇心だけで読み進めた。
本当にノンフィクションなのか?という点についてはさておき、意外と自分の勉強にもなってしまった一冊。
中でも、旦那さんが作者に対して行なっているビジネスアドバイスは、日本の働く女性なら読んで損はない部分だと思う。FBI捜査官のプロファイリング術を自分の仕事に応用する方法、自分の見た目が相手に与える心理的作用、青信号の点滅で急がない理由などなど…。これを読んで、今よりヒールの高い靴を買いに走ったのはここだけの話。
表紙デザインの軽さに対して最後はちょっと涙も出るような、いい意味の「予想外」な本だった。