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男を維持する「精子力」
岡田 弘 (著)

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  • ジャンル:
    自然科学・哲学
  • 読了時間:
    1時間
  • 形態:
    Kindle
  • 読んだ人:
    大田忍
  • 評価:
    オススメ

 

「野蛮な進化心理学」のなかで、「ヘビと戦うには、その毒を認めなければならない」と語られていましたが、性についても、積極的に真実に目を向けたほうが良いな、と確信する内容でした。

•健全な性生活って実際どんな感じ?

•聞き手の人差し指と薬指の長さでわかる男度

•セックスの満足度、日本は何位?

•男に良くない人気のあのスポーツ

•ブリーフよりもトランクス

•タバコ、深酒、禁欲はNG

等々の内容は、男女共に知っておいたほう良い話ばかりです。

 

やはり、気まずテーマは、どんどん積極的に知ったほうが良いようです。

例えばこれ。

 

セックスの回数の世界平均

103回

調査したのは、コンドームの大手メーカー、デュレックス社(※1)。

1位 ギリシャ 138回

2位 クロアチア 134回

3位 セルビア・モンテネグロ 128回

日本は、調査した国のなか最下位で45回

回数のみならず、「セックスの満足度」ほぼ最下位(最下位は中国)。

 

世界では、週に1回どころか2回くらいするのが平均で、グローバルにみたら、健全な性生活をグローバルスタンダードで考えれば、ざっくり言えば週2回で満足度は45%以上。

けっこう驚きません?

 

その他、ブリーフよりトランクスが良い理由は、なぜ睾丸がぶらぶらしているのか?と考えると自然と出てくる話で、精巣の機能を保つには35度が理想なため。ブリーフなどを履くと熱がこもって、あんまし良くない。

その他、冒頭に書いたように、男女ともに有益な知識が満載です。

そして、この本の著者は、本来不妊治療の専門家です。妊娠を期待するカップルには、より有益な情報がありますので、ぜひチェックしていただきたく思います。

 

大田 2019年114冊目

 

 

※1:世界各国のセックス頻度と性生活満足度

 

(2019/07/17)