「野蛮な進化心理学」のなかで、「ヘビと戦うには、その毒を認めなければならない」と語られていましたが、性についても、積極的に真実に目を向けたほうが良いな、と確信する内容でした。
•健全な性生活って実際どんな感じ?
•聞き手の人差し指と薬指の長さでわかる男度
•セックスの満足度、日本は何位?
•男に良くない人気のあのスポーツ
•ブリーフよりもトランクス
•タバコ、深酒、禁欲はNG
等々の内容は、男女共に知っておいたほう良い話ばかりです。
やはり、気まずテーマは、どんどん積極的に知ったほうが良いようです。
例えばこれ。
調査したのは、コンドームの大手メーカー、デュレックス社(※1)。
1位 ギリシャ 138回
2位 クロアチア 134回
3位 セルビア・モンテネグロ 128回
日本は、調査した国のなか最下位で45回
回数のみならず、「セックスの満足度」ほぼ最下位(最下位は中国)。
世界では、週に1回どころか2回くらいするのが平均で、グローバルにみたら、健全な性生活をグローバルスタンダードで考えれば、ざっくり言えば週2回で満足度は45%以上。
けっこう驚きません?
その他、ブリーフよりトランクスが良い理由は、なぜ睾丸がぶらぶらしているのか?と考えると自然と出てくる話で、精巣の機能を保つには35度が理想なため。ブリーフなどを履くと熱がこもって、あんまし良くない。
その他、冒頭に書いたように、男女ともに有益な知識が満載です。
そして、この本の著者は、本来不妊治療の専門家です。妊娠を期待するカップルには、より有益な情報がありますので、ぜひチェックしていただきたく思います。
大田 2019年114冊目
※1:世界各国のセックス頻度と性生活満足度