アマゾンの書評をみてみて、「当たり前のことが書かれている」というものを見かけたが、そりゃそうだろう。当たり前のことを、ちゃんとできるってことが要諦じゃないか。
わたしは、著者の大谷秀政さんのことが、人としても、男としても、経営者としても、尊敬していて、「こうあらねば」という指標のひとりとして見ています。
とくにカフェを経営する予定はないけれど、カフェに限らない人生訓があり、それらは、もちろん個人の経験則なのだけれど、「良いなぁ。やっぱりそれいいな」と感じるのは、相性というのもあるのかもしれません。
ただ、人生を楽しむには、こういう形の姿勢が理想的だなと強く思います。堀江貴文さんのさきの本(『あり金は全部使え』)にも通じますが、やりたいことをどんどん責任を持って、挑戦したらええやないかいと。
それから大谷さんは、色気もあるので、やはり男としても見習いたい。
「尊敬している人がいるなら会いにいけ」と言っていたのは、ドラッカーだかバフェットだったか忘れたけれど、大谷さんは、それに従って会いに行く人の、わたしにとっての一人です。
大田 2019年 109冊目