最近良く読んでいるデイヴィッド・J・リンデン氏。
『快感回路—なぜ気持ちいいのか なぜやめられないのか』『触れることの科学 なぜ感じるのか どう感じるのか 』に続き、脳の話。
進化心理学系にけっこう重きをおいていままで調べたり本を読んだりしてきたながれもあってからなるほどーと納得する部分が多かったです。一方で性に関しては、わたしはもう少し進化心理学よりを信じています。たとえばダグラス・ケンリックの俗っぽい『野蛮な進化心理学』など。
この本によって脳はツギハギだらけで増築を繰り返された家のようなのものなんだなというイメージができました。このイメージはたぶんこれから何かと直感の精度を挙げてくれそうな気がしています。
それとこの本を読んでいるとき何度も何故か養老孟司さんの『神は詳細に宿る』という本を思い出しました。うーん、リンデン氏読みやすいな。
大田 2020年135冊目(通算492冊)