わかりやすくする天才、阿刀田高さんによるシェイクスピア概要。
わざわざ、ウィリアム・シェクスピア出生の地、ストラトフォード・アポン・エイボンまで訪れるほど徹底しているものの、読みやすい!
12章に分かれてシェクスピアの各作品の背景や内容を解説してくれています。
「へえ!そうだったんだ」がいっぱいあるので楽しく読めます。なのでシェクスピア作品を読みながら疲れたら阿刀田さんのこの本で肩をほぐすってのもありかと思います。ただ、この本を読んだだけでシェクスピアを知った気になるともったいない。シェクスピアは読んでみると重要じゃなさそうなところで面白かったりするので、各人各様に愉しめる。そればっかりは自分で読まないと見つからないので、阿刀田さんのこの本はサポートとしてガイドとして携えてぜひ、何冊かシェクスピアの作品を読むことをオススメします。
というわたしもまだまだ読んでいない作品がいっぱいなので、これから順次読んでいこうと思います。
大田 2019年183冊目