ガブリエル・シェネルについてもっとも詳しくわかりやすく書かれた本。
ファッション史の権威、中野香織さんによる翻訳監修。
黒いカバー、金箔の小口加工などシャネルらしさを体現したブックデザインなのでKindleではなく本で読まれたい。
ガブリエルという伝説は、生きた一人の人間から生まれて存命中に伝説にしているところがガブリエルの凄さ。
本来のタイトルIntimate Lifeは、直訳すると「親密な人生」。彼女、多くの情事からその意味するニュアンスは行間にあふれていました。
シャネルというブランドを通して、ファッションというものアウトラインをもしかしたら理解できるかもしれません。
わたしは男ですので、香水でくらいしかシャネルを纏う機会を得にくいのですが、それでもシャネルが好きです。
大田 2020年119冊目(通算476冊)