BRANDING TAILOR

CREATIVE LIBRARY

クリーンミート 培養肉が世界を変える
ポール・シャピロ (著), 鈴木 素子 (翻訳)

Amazonで詳細を見る

  • ジャンル:
    自然科学・哲学
  • 読了時間:
    1時間
  • 形態:
    Kindle
  • 読んだ人:
    大田忍
  • 評価:
    オススメ

人工肉にまつわりいろいろな話。

読んでまず驚いたのは、畜産業が排出する温室ガスは、飛行機などの輸送産業のそれを上回っているということ。

人工肉っていうと不健康そうですが、本当にそうかはよくよく検証してみたほうが良い.

この先入観ががりがりと削られて再構築しなくちゃいけなくなります。この本で。

革もこれから合成革じゃなくて、人工の革になっていくでしょう。

こういった流れが、単に効率化の追求のために進むのではなく、動物福祉の向上も伴うものであればよいのに思います。

それが故に、動物福祉を推進、啓蒙したい『サピエンス全史』のユヴァル・ノア・ハラリ氏が序文を書いています。

培養肉は、ほんの少し先の未来では普通になっている気がします。

ちなみに著者のポール・シャピロ氏は、ベジタリアンですが、その理由も「そうか、そういうベジタリアンもいるのか!」と思うものでした。でもなんだったか忘れました!

 

大田 2020年89冊目(通算438冊)

(2020/04/06)