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ヤバい集中力 1日ブッ通しでアタマが冴えわたる神ライフハック45
鈴木祐 (著)

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  • ジャンル:
    ライフハック
  • 読了時間:
    1時間
  • 形態:
    Kindle
  • 読んだ人:
    大田忍
  • 評価:
    必読書

短い時間でどれだけ成果を出すかって課題に対してのあんちょこ

とにもかくにもエビデンス。

片っ端から自分で確かめるってことをされている鈴木祐さんの新著。

 

集中力ってのは、そもそももたねーよ、ってことを理解した上で

でもやるんだよ、ってことを科学的に模索して体系化したものです。

 

食事やコーヒーの取り方、

どうしてゲームは死ぬほど夢中になれるのか、その理屈を応用して集中力を高める

 

この本、

読了を目的にしちゃうととたんにその価値が霧散します。

というのも、

やってみてタスクが多い。

それをやるのが良いのに、「いえい!読んだ!」ってことを後回しにしてしまう。

 

この本の一部は、言い換えるなら

自分の人生を最適化するゲームを自分で作る

ための取説。

だから読了しなくていいから、3つくらい実際にやってみるってのが、本の価格の何倍ももとをとる方法。

 

ゲームや加工食品って超絶に上手くできた魔法レベルの魅了物で、

これらは、人間の本質を上手く利用しています。

そこで出てくるのが

報酬系

というもので、人は元来

 

ちゃっちゃっちゃっちゃと「よくできました!」とたくさん頻繁にもらえることを好むし、難しいことは嫌い

というふうにできている。

食事に関しては、

油と糖質を上手く合わせるとすごく美味しくなるし、化学調味料などは、さらにですが

「美味しすぎる」。

結果、どうなるかというと食欲が暴走する。

 

堀江貴文さんが、

化学調味料は別に身体に悪くない

って言っていますが、悪くないんです。

でも、太ります。

 

いわゆる超正常刺激というもので、

ポルノなんかもそれです。

 

ゲームには話を戻すと、

やればやるほどレベルが上がるってのが最高なんです。

それに不確定要素なんかあるとたまらないんです。

がちゃとかふくびきとかですね。

 

それから

「もう少しでクリアできたのに!」とかも最高の刺激です。

 

この辺のすごく研究された仕組みを

こんどはちゃんとライフハック目的で使っていこうってのが

この本の狙いのひとつです。

 

何度も言いますが、

この本は、

人生を最適化するゲームの取説

です。

読了なんてどうでもいいので、やればやるほどレベルアップするので、ぜひお試しあれです。

 

大田 2019年162冊目

 

(2019/10/04)