結論がでない、いつまでも平行性をたどる議論というものがありますが、
その構造を理解して、解脱(まさに)する方法が、抽象と具体というツールの機能にあります。
前田裕二さんの『メモの魔力』で紹介されていて手にしたのですが、
目から鱗な知見が得られました。
わかりやすさが、尊ばれる昨今、
具体にとらわれないで考えられる
抽象という概念を、はっきりと意識することで
何がボトルネックになっているのか
が良く見えるようになります。
メタ認知の強化、
とも言えるかも。
かわいい漫画付きで
わかりが良く、
それでいて、
著者は、
コンサルティング会社クニエのマネージングディレクター
という肩書からも
単なる哲学的知見ではなく
ビジネスパーソンにとって
使える武器
として大いに機能するであろうと思います。
具体と抽象
何度も読んで、
説明できるようにしたいです。
大田 2019年52冊目