私としては「やられた!」とうなる一冊。
ファクトとブランディングをどう結びつけるべきかというライフワークに、その道のエキスパートたちに先にぐっさりメスを入れられたと感じたから。
がゆえに、得るものがこの上なく多い。対談しているうちにキーワードとして浮上した「世界観」。
この曖昧な言葉が、わたしたちの未来には、とても重要になってきます。
問題を解決することが大事なのでなく、問題を見つけるのが大事だから。
それを作り出すのが世界観だと二人は言う。
マーケティングの真逆であり、広告業の志向するところともまた逆。
何度か読むことになりそうな本です。
大田 2020年 50冊目