太陽が太陽に見えないし、むしろ月のほうが太陽に見えるし、
家庭教師の犬、トムが子どもたちに曲芸を教えちゃうのもちょっとなーと思うも、
それに反省した母親の月は、
では、自分たちで子どもたちを教育するわ!ではなくって
またべつの人たちに子どもたちをまかせるところなど
めちゃくちゃで、おもしろい。
ジャン・コクトーの唯一の絵本なんですが、シッチャカメッチャカで、今まで食指が動かないでいたコクトーでしたが、これを機会にアンファン・テリブル『恐るべき子どもたち』を読んでみようかなーっとちらっと思い始め巻いた。
大田 2019年135冊目