あっちって何かっていうと、エリートワールドです。
わたしもまだまだ「こっち」なんでよく知らないですが(笑)
世界情勢とかまともに理解している人たちの間では、基礎的教養というものがあって、例えば、シェイクスピアの『リア王』なんてすぐに喩えに使われたりします。そのほかにも『白鯨』だったり、ディケンズだったり、『ファウスト』だったり。その上、ラテン語の基礎知識だってないといけないみたいです(佐藤優さんの言)。
世界情勢については、地政学がどうしてもどうしても避けられないんですが、その際、宗教の基礎知識も必要になってきます。
とは言え、学ぶのは億劫。
そんなあなたに優しい存在が、
阿刀田高 先生!
阿刀田さんが、優しく解説してくれる、新約聖書、旧約聖書、コーラン、ギリシャ神話、シェイクスピアなどがあります.
そしてダンテ・アリギエーリの『神曲』(The Divine Comedy)。
これ、あとで紹介しますが、そのまま読んでもチンプンカンプンです。
なので、教養全般に精通した阿刀田さんを経由してい理解するのが一番。
楽しく読めます。
読んだ上で、映画『インフェルノ』を観るとそこそこ楽しいし、東京上野にある西洋美術館のロダンの地獄の門もさらに楽しく観ることができます。
ちなみにインフェルノとは、地獄という意味です。
神曲は、地獄、煉獄、天国の3つに分かれています。
大田 2019年 140冊目