・「スポーツをすると子供の学力は上がる?」(実際は親の教育への投資という第三の要因が両者の数値を高めている。従って、ただ運動だけさせれば学力が上がるわけではない)
・「警官が多い町は犯罪率が高い?」(実際は、犯罪が多いから警官が多く配備されているので因果関係が逆。なので「犯罪率を下げるために警官の数を減らそう」というのは見当違い)
といったわかりやすい例を用いながら、因果関係と相関関係の違いを解説してくれる。
ビッグデータという言葉が一般的になった今、数字から正しい情報を読み取れるようになるということは現代の必須教養と言えるかもしれない。