今年200冊目は、太平洋戦争における日本軍とアメリカ軍の違いから学ぶ、敗戦の原因。
というか比較を通してより良い組織論とは何かを問う著書でした。
日本のビジネスパーソンにおいては、必読としても良いんじゃないかと思う内容でした。
手段と目的のとり違い以上に、構造的な問題をつまびらかにしていくものでした。
中尾 政之さんの『失敗百選』という失敗の分類、分析とは異なり、フォーカスしているのは組織論です。
わたしは、この本から組織の学習理論としてのシングルループラーニングとダブルループラーニングを学びました。
それについてはこちらにまとめました。
大田 2020年200冊目(通算557冊)