イベント企画を取りまとめたものなので、
ざっくりした内容ですが、それでも
日本の現状と、それに対して
これからのテクノロジーをつかって何ができるのか、
何を考えなくてはいけないのか、
を俯瞰できる本でした。
政治+テクノロジーを合わせた造語、「ポリテック」を
キーワードに政治、教育、高齢化社会、地方都市論、財源、スポーツなどのフェーズで
それぞれできることを模索しています。
『新・生産性立国論』など、デービッド・アトキンソン氏の著書群と
同じ狙い、「これからの日本をどうすべきか」という課題への取り組み、
ながら、テクノロジーベースでの模索なので、合わせて読んでも
面白いかったです。
ベーシックインカム、
AIなどを駆使した限界費用ゼロ化など、
興味深く、机上論に終わらないであろう
可能性のいくつもにポジティブになれます。