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宮沢賢治を「注文の多い料理店」以外読んだことがない気がして、まずは代表的なこの作品から読んでみた。
例えば聖書やシェークスピアのように、宮沢賢治も引用されることが多いので、一通り読んでおいたほうが良いと思ったのもきっかけだが、短いのにすっとここではない別の世界の中に入っていける。著作権が切れた作品のテキストを入力して無料公開している青空文庫のものをkindleで購入したので無料。
草いきれや風の匂いもかげそうな、濃密な描写は読後に美味しい料理を食べたような満足感があった。