今更ながら着手したジム・コリンズのこの著書は、
goodからGreatに飛躍した会社、経営者の共通点を探るものです。
ファクトベースにして帰納して仮説を立てるスタイル。
地味で不屈の経営者を第5水準のリーダーとして、彼らの特徴を挙げています。
面白いのは、経営目標を立ててからそれにあった人材を集めるのではなく、人材を選んだ後に経営目標を建てること。
20年以上前に出版された本書が、今も通じるのか、その間にパラダイムシフトは起こっていないのか。
検証したいが、経営者の理想像を描く前に読んでおきたい本でした。
それにしてもカクテルみたいな名前だなと著者について思っていたんですが、カクテルはトム・コリンズでしたね。夏になったら飲みたいですな。
大田 2020年 51冊目