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ハムレット
ウィリアム・シェイクスピア

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  • ジャンル:
    小説・詩・エッセイ
  • 読了時間:
    1時間
  • 形態:
  • 読んだ人:
    大田忍
  • 評価:
    必読書

ウィリアム・シェイクスピアの三大悲劇の一つ、『ハムレット』。
略さないタイトルは、『デンマークの王子、ハムレットの悲劇』
“The Tragedy of Hamlet, Prince of Denmark”

1.この本に何を期待したのか?

2.この本から得たものは?

3.この本の要約

1.この本に何を期待したのか?
誰もが知る古典なのに、その内容をちゃんと知らないことが嫌だ、
というのが手にとった動機。
期待したのは、ハムレットの引用をされても理解できるような基礎知識の獲得。

2.この本から得たものは?
基礎知識と個人的に感銘を受けた部分の抽出の二つ。

•基礎知識として、
あらすじ、
登場人物の名前、
世の中でハムレットはどう扱われているのか(これはネットで調べた)。

•感銘を受けた部分は、
この戯曲のなかで一番好きな部分でもあり、
それは宰相ポローニアスが息子に訓示を垂れるところ。
引用には長いがP.33にあります。
「思っても、口にするな」から始まり、
着るものには、金をかけろ、しかし華美になるな、という
服装についての話に終わる。

「たいてい着るもので、人柄がわかるものだからな」と。

僕にとっては、殺されてしまう脇役のポローニアスのこの部分が一番、
ぐっときます。

そしてこれは、デール・カーネギーやゲーム理論にも見る
知見に通じるところに驚きます!

3.この本の要約
詳しくはウィキペディアもあるので、
僕なりのすごく簡単な要約を以下に。

1600年にシェイクスピアによって書かれた戯曲。
ハムレットはデンマークの王子。
父である前王は、現王のクローディアスに毒殺されたことを
亡霊となった父から知らされ、復讐を狙う。
が確証が欲しくて、すったもんだする。
その結果、自分や自分の恋人、母なども含めて
多くの人が死んで幕引きとなる。

ちゃっちゃと復讐していれば、
恋人は気が狂わず、学友たちも
死なずに済んだのに……
というのが、ハムレットに対しての後世での批評。

ところで!
殺人に使われたヘボナの毒汁の、ヘボナはイチイという木で、実際に毒がある。
しかし赤い実にだけは毒がなく、甘い。
そしてこれ、僕、小さい頃によく食べていました!たぶん。
種には毒がありましたんで、食べていたら、けっこうたいへんだんじゃないかしら。

ぼっけいきょうてい!

(2018/08/27)