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東川スタイル―人口8000人のまちが共創する未来の価値基準
玉村 雅敏 (著, 編集), 小島 敏明 (著, 編集)

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  • ジャンル:
    経営・経済
  • 読了時間:
    1時間
  • 形態:
    Kindle
  • 読んだ人:
    大田忍
  • 評価:
    オススメ

地方の街のあり方
=日本の未来の作り方

ちょっと考えてみると
インターネットがインフラとして
整いつつある今、

「別に東京で働く必要なくね?」

という考えは、
じわじわと、しかしけっこう急速的に
広がりつつあるんじゃないでしょうか。

といいつも、
都市の人口ランキングでは
東京がダントツ一位なんで
依然として、
「東京にいてこそ!」
という気配は強くあるのかしらん。

わたし自身は、
都会も好きだけど、
田舎も好きなので
どっちにも住みたいんです。

つまり多拠点生活を
企んでいるわけですが、
東京以外に住みたい街として
一番に挙がっている候補が
北海道の東川町。

人口が8000人程度なのに
美味しいコーヒーを売る店が
多いし、薪ストーブも普及していて
モンベルの店もあり、
おしゃれなセレクトショップもあり
ナチュールワインも豊富に売っている。
東京からの移住者もとても多い。
そして旭川空港からも10分くらいで行けちゃう近さ。

便利やん!

ということで先日
東川町に引っ越したばかりの
友人夫婦宅に泊まりに行って
来ました。そしてそこで
この本を読みました。

体感しながら読めるので
とても良い読書環境でした。

いくつか疑問に思う部分もあるも
それは行政についてのものがほとんどで
街づくりという点では
感銘を受けることばかり。

思うにキーワードは
「逆輸入思想」。

地元の人たちだけでは
必要な改変は難しく
よそから来た人たちと
ともに行ってこそ功を奏している
ように思いました。

私が今、もっとも
興味を持って行動に移したい
テーマの一つも「街づくり」なので
東川町は、依然として興味深い!

福井、福岡にも興味があります。

(2018/12/23)