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リクルート創業者、江副浩正氏の生涯を追った本。氏の志、成長、そして綻びまで丁寧に書かれている。ネガティブな面もしっかり書かれているが、全体を通して著者の江副氏への愛と尊敬の念を感じる。江副氏について「リクルート事件の人だよね」という認識の方には特にお勧めしたい。 あとデザイナーとしては、亀倉雄策氏がリクルート事件の後も江副氏に寄り添い、社内に自身のデザイン事務所を移し、経営の大きな決断にまで参画していたことも見逃せない。