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日本のロゴ
成美堂出版編集部

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  • ジャンル:
    ブランディング
  • 読了時間:
    1時間
  • 形態:
  • 読んだ人:
    大田忍
  • 評価:
    勧めない

余談のほうが情報が豊富ですみません
「ロゴ・マーク」は誤用?

成美堂出版から
2007年に出版された
日本のロゴを集めた本。

現在、絶版。

翌年の2008年に「日本のロゴ2」も
出版しています。
こちらも現在、絶版。

情報が古いため
今や存在しない企業の
ロゴもいくつか含んでいます。

デザインの設計や
理念の理解のためにも
情報が不足しています。

「まずはロゴってどんなものかしら?」

ということを知ることを
目的とするならば、
これよりも6年後の出版されている
高橋書店より出ている

『思わず話したくなる ロゴの秘密』

という本をオススメします。

『日本のロゴ』が、
あいうえお順なのに対して、
こちらは8つの業種別になっています。

情報が更新されていることに加えて
レイアウト・デザインが
洗練されており、読みやすい。

しかし、
ほんとうはこれらの本は、
合わせて持って置くほうが
何かと便利でしょう。

まずは一冊!

ということであれば、
『ロゴの秘密』をオススメします。

ところで
「ロゴマーク」という言葉は
基本的和製英語で造語です。

英語で使う場合は、
“logo”、“logotype”

マーク部分に関しては

“logo”、“symbol”

というとあまり間違いはありません。

ロゴはギリシャ語の「ロゴス」という
「言葉」や「文字」を意味する言葉に由来しています。

よってロゴというと文字を想起しやすい
バックグラウンドがあります。

なので

「ロゴマーク」って言うと通じないよ!

という日本では広く(デザイナーたちから)警告されているのですが
イギリスとオーストラリアのウェブサイトで

ロゴとロゴマーク(とロゴタイプ)の違い
という記事もありました。

Inkbot Designというイギリス、ベルファストのデザインオフィスの記事
“Logotype vs Logomark Design – What’s the Difference?”

DesignCrowdというオーストラリアのロゴ制作代理店の記事
Logo, Logomark, Logotype – What’s The Difference And What Do You Need?

英語圏にも
“Logomark”という言葉が浸透していないわけでもなさそうです。

とは言え、
英語ならば、
logoとsymbolは分けて使っておいたほうが
無難でしょう。または
定義も一緒に示したほうが
良いでしょう。
通訳たちもデザインの知識が
豊富にあるとは限らないので。

ちなみにですが、

“typo”

という言葉は、
「誤字」「誤植」の意味です。

「タイポグラフィ」の略ではありません。

 

 

(2018/10/01)