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ジュリアス・シーザー
シェイクスピア (著), 福田 恒存 (翻訳)

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  • ジャンル:
    小説・詩・エッセイ
  • 読了時間:
    2時間
  • 形態:
    Kindle
  • 読んだ人:
    大田忍
  • 評価:
    オススメ

ウィリアム・シェイクスピアの「歴史モノ」であり、「お前もか、ブルータス。死ぬほかないぞ!シーザー」の名言を含んでいるのもこれ。

理のブルータス、大衆に支持されて大きくなっていくシーザー(カエサル)、巧みなアント―ニウス。

楽しい!楽しめる!

Plutarch (プルターク)の英雄伝をもとにしています。

 

ちなみに「お前もか、ブルータス」以外にも、有名な名言がこの戯曲にはあります。

「賽は投げられた」

「来た、見た、勝った」

など。

作中に出てくるルビコン川はここ

 

ちなみに現在使われている暦、グレゴリオ暦は1582年から使われていますが、それまでは、ジュリアス・シーザーの名のついた「ユリウス暦」を使っていました。

ちなみにちなみに

帝王切開の帝王って、このジュリアス・シーザーことガイウス・ユリウス・カエサル……といわれがちですが、実は間違い!

英語では、帝王切開をCaesarean Sectionと言うのですが、

語源のCaesarは、「切り取られたもの」の意味で、シーザーのカエサルも本家だったユリウス氏族の「分家」の意味で、「カエサル」がついた名前でした。

なのに「カエサルは、帝王切開で生まれた」という伝説が生まれたのは、大プリニウスが『博物誌』で

カエサルはその名を切り取られた母親の胎内から(a caeso matris utero)得たのであり、その家名もまた同様の起源を持っている。

と書いたのが元。

論拠は、Wikipedia

 

大田 2020年19冊目

(2020/02/05)