現代のテクノロジーを「魔法」と言い表し、魔法にかかって生きるか(それが駄目な訳ではない)、魔法の謎を解き、魔法をかける側に回るのかを問う。
後半はこれからの世の中をどう生きていくのかという指南書にもなっており、メディアから感じられる落合陽一さんのイメージとは良い意味でギャップを感じる読み応えのある内容だった。中でも5つの問いについての章は非常に興味深く、働く上で何を大切にすべきか、改めて考えさせてくれた。
若い世代に向けて書かれた本とのことだが、どんな世代にも響く内容で、時間をおいて読み返したい本。