上野千鶴子、会田誠、(苦手な)高橋源一郎、(苦手な)内田樹、
私が書いた本の帯にコメントを頂いた坂本美雨さん、らと
結婚をテーマにした対談集。
マガジンハウスってすごいなぁ、と
人選の豊かさと豪華さに圧倒されるも
「あ、わたしは対談ものは苦手だ」
ということを知りました。
密度が薄いから。
せっかちなわたしは、
対談をじっくり読めない。
それが、「勧めない」評価の理由だけれど
見ていて楽しい絵面がいっぱいでした。
わたしは、「多作であること」と「生き延びること」を重要だと考えいます。
岡村靖幸さんは、後者の「生き延びること」を体現されているので、強く尊敬しています。
それでいて、寡作なことを残念にもおもっているのですが
寡作が故に、岡村靖幸の楽曲はほとんど、わたしにとってノスタルジーの気配が強く
なのに、それが生き続けて、現代の人たちと現在の岡村靖幸が対話をしていることを
とても嬉しく思います。
そして、うまく言語化できない刺激を受けます。
うまく言語化できないままにそれを無理やり言葉にすれば
「にもかかわらず、生きる力」
というものになります。
つまり元気になります(笑)。
(大田 2019年 60冊目)