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岡村靖幸 結婚への道 迷宮編
岡村靖幸

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  • ジャンル:
    小説・詩・エッセイ
  • 読了時間:
    30分
  • 形態:
  • 読んだ人:
    大田忍
  • 評価:
    勧めない

わたしの青春時代のテーマ、岡村靖幸が
わたしの現在のテーマ、知と生の先達たちと対談

上野千鶴子、会田誠、(苦手な)高橋源一郎、(苦手な)内田樹、
私が書いた本の帯にコメントを頂いた坂本美雨さん、らと

結婚をテーマにした対談集。

マガジンハウスってすごいなぁ、と
人選の豊かさと豪華さに圧倒されるも

「あ、わたしは対談ものは苦手だ」

ということを知りました。

密度が薄いから。

せっかちなわたしは、
対談をじっくり読めない。
それが、「勧めない」評価の理由だけれど

見ていて楽しい絵面がいっぱいでした。

 

わたしは、「多作であること」と「生き延びること」を重要だと考えいます。

岡村靖幸さんは、後者の「生き延びること」を体現されているので、強く尊敬しています。

それでいて、寡作なことを残念にもおもっているのですが

寡作が故に、岡村靖幸の楽曲はほとんど、わたしにとってノスタルジーの気配が強く

なのに、それが生き続けて、現代の人たちと現在の岡村靖幸が対話をしていることを

とても嬉しく思います。

そして、うまく言語化できない刺激を受けます。

うまく言語化できないままにそれを無理やり言葉にすれば

「にもかかわらず、生きる力」

というものになります。

 

つまり元気になります(笑)。

(大田 2019年 60冊目)

(2019/05/08)