これを読んで以来、
街を歩くときにビルや住宅の照明の明るさや色に興味を持つようになりました。
いわんや、自宅の照明についても深く考えるようにもなりました。
日本の屋内の照明は、明るく白(青)すぎる。
所得の高いうちほど、夜の照明は暗く、また色温度が低く(オレンジ色)て、
所得が低いうちほど、明るく、色温度が高い(青白い)そうです。
オフィスにおけるサーカディアンリズムに則った照明の在り方について
パナソニックの方が、レポートを一般社団法人 建設電気技術協会のウェブサイト上にアップしており、
働く環境における色温度と照度についてこの本に書かれていたことと関連したことが書かれていました。
こちら。
これらの知見をつかって、
ブランディングの一環として、
オフィスのあるべき姿をファシリティマネジメントにからめて
マニュアルを作成したこともありました。
水野学さんがアートディレクションをしている相鉄グループの電車も
このサーカディアンリズムに則った照明プログラムを導入しています。
照明については
意外に知らないことが多いので
ぜひ手にとって読んでいただきたいのですが、絶版なのか
中古でしかアマゾンでは販売していません。
いずれにしろ日本の夜は明るすぎます!