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武士道 ─まんがで読破─
新渡戸稲造 (著), バラエティ・アートワークス (著)

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  • ジャンル:
    歴史・政治
  • 読了時間:
    20分
  • 形態:
    Kindle
  • 読んだ人:
    大田忍
  • 評価:
    オススメ

ってか
まんがで読破シリーズ、すごいな

「まんがで読破」とは、
イースト・プレスという出版社から
刊行されているシリーズで

毎月1日発売

している。

キャッチコピーがわかりやすくて

「みんな知ってる。でも読んだこと、ある?」

このシリーズ、

kindleで勧められてから
着手したのですが

しらべたら2007年から始めていました。

現在139冊目。

 

もちろん

簡略化されたこれを読んで

「武士道? 読んだことあるよ!」

と言えませんが、
さわりだけでも知ることができると

さらに読みたくなるか
べつに行くかの選択肢を得られます。

 

わたしも

これを読んで

新渡戸稲造ってどんな人?

って興味が湧いていろいろと
調べてしまいました。

奥さんはアメリカ人なんですね。

農業経済学者って?

おもしろそうな学問。

また第二次大戦中は
クリスチャンだったようで(※英語版のWikipedia参照

どうしてやめてしまったのだろう。

 

「武士道」は、

海外では宗教が担っていた道徳的規律が
日本においては、この武士道というものが
担っている、ということを諸外国へ向けて
紹介するために書かれたものでした。

それゆえに
英語で書かれて、世界中で広く読まれました。

こちらが出版当時(1900年)の表紙。

 

 

流麗な英語で書かれていたそうで、

加えて彼は、世界共通語を目指して作られた
エスペラント語を扱えるエスペランティストでも
あったそうで、語学に堪能だったんですね。

本家の「武士道」は、まだ読んでいないので
内容については語れませんが、

新渡戸稲造に興味を抱くには
良いまんがでした。

赤穂浪士についても、
この漫画では概要を説明してくれていました。

うーん、便利!

 

(2019/02/26)