ジャンルは、経営・経済。
「必読書」としてるけれど、そもそも読書の目的によって読む本は変わってくるものだから、目的を明確に示したうえで、お薦めしたり、必読書だと断言したりするべきなのだろう。大田の場合、「経営とデザインの距離を縮める」ことを弊社のミッションの一つとしている。ビジュアル制作を含むブランディングは経営戦略の一環で行うものである。しかしアートを至高のものであり、勉学や日常と切り離したものとして取り扱い続けてきた日本において、経営はデザインに対して門外漢として接しがちである。また一方でデザインをする側も制作のクオリティを追求するも、それが経営とどのように関わっていくものかということにまで意識が及ばないことが多い。この課題を、弊社は率先して解決していく覚悟である。
こういう意味で、この20年も前に出版された本を必読書として推薦する。古くとも経営の基本の理解を基盤にするためには、いくつかの本を深く理解しておく必要がある。その1冊がこれである。根拠は山口周氏の『読書を仕事につなげる技術』。この著書でまず読むべき基本中の基本の6冊のうちの1冊。これから読むなら、新版が昨年出版されたのでそちらが良いはず。よってリンクは新版のほうに貼った。