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メディチ家
森田 義之 (著)

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  • ジャンル:
    歴史・政治
  • 読了時間:
    1時間
  • 形態:
  • 読んだ人:
    大田忍
  • 評価:
    オススメ

メディチ家の面白さは、
その盛衰と芸術や教養への投資。

銀行家から政治家への教皇まで輩出する一族。

スペクタクルとして楽しい一族の歴史ですが、わたしは、ほとんどコジモ一世(コジモ・イル・ヴェッキオ)とロレンツォ・イル・マニフィコにぞっこんです。

コジモ一世は、いっときフィレンツェを追われるも、まだ戻ってきて勢力を取り戻すところが興奮しますし、ロレンツォは、放蕩に見えて、優れた才覚を発揮します。

ミケランジェロらへのパトロネージもまた心惹かれる史実ですが、彼らは、芸術を含めた教養というものを重視し続けた姿勢にこそ、わたしはもっとも注目したいです。

為政を経営と置き換えてもなお、教養(リベラルアーツ)と経営は、おそらく切り離さないほうが良い、と直感的に考えます。

その仮説を、メディチ家の歴史、盛衰にみて、検証するのが楽しい。

細谷功さんの『会社の老化は止められない〜未来を開くための組織不可逆論〜』と合わせて読もうと思っています。

それにしてもメディチ家はいいなぁ。ハプスブルク家もオスマントルコも気になるところですが。

一度フィレンツェへ行って、メディチ家ゆかりの地をめぐりたいものです。

大田 2019年105冊目

(2019/07/11)