50歳という短い生涯のスティーグ・ラーソン氏、最後の作品。
ミレニアムシリーズの3番目。
2の結末に度肝を抜かれた読者は、話がどう続くのか予想できないかもしれません。
が、もうしっぽまで楽しめる内容と展開です。これから読まれるであろう人は期待して良いです。
ラーソン氏の死後、このミレニアムシリーズは現在6巻まで出版されているようです。
わたしはこの3巻目までしか読んでいません。
ラーソン氏は、10巻くらいまで書くつもりだったようです。
ところでラーソン氏の死因は、心臓発作ですが、ラーソン氏は普段からおびただしい量のタバコを吸い、加工食品を食べ、コーヒーが大量に飲んでいたそうです。
内容は、主人公は、強き女性ハッカーのリスベットで、映画『ドラゴン・タトゥーの女』では、ダニエル・クレイグが演じたミカエル・ブルムクヴィストも活躍しまくります。
翻訳も具合の悪いところはありませんで、スムーズに読めました。
わたしにとっては最高の娯楽であり、リスベットの強さはあこがれの対象です。
大田 2020年100冊目(通算457冊)