1.この本から得られること
2.著者について
3.要約
4.ひとこと感想
「自分のポテンシャルを最大限に活かして生きる」
ことができたら、どんなに素敵だろう。
それを科学を根拠を元に実践し、目指しているのが
作者の鈴木祐。
どんな科学かというと「進化医学」。
ダーウィニアンメディスン(DARWINIAN MEDICINE)とも。
体調とメンタルをどのように
すれば「最高」にもっていけるのか。
わかりやすく説明しています。
実践可能な多くのアイデアが盛り込まれていますが
その3つでも実践すれば元を取れるのではないかと思います。
2.著者について
鈴木祐(すずき・ゆう)
1976年生まれ。
ブログ『パレオな男』
その他の著書:
•超ストレス解消法
一日2万〜4万字の原稿を書く。(『最高の体調』より)
3.要約
ユヴァル・ノア・ハラリの『サピエンス全史』にも
近いことが書かれていますが、
進化は個体の幸福を考慮しません。
個体の幸福を、私たちの遺伝子と現代の環境間にある
ギャップを調節することで最大化させるための知見の紹介
という内容。
具体的には、
文明病によって、私たちは
炎症と不安に苛まれている。
※エビデンスあり。
炎症とは、
怪我したときに赤く腫れるあれだけれど、
それが慢性的に起こっているらしい。
炎症マーカー(CRP(C反応性タンパク) とIL6)の数で測定。
炎症と鬱病の関連も強く見られる。
それを解消すべき。その方法は腸。
もうひとつの文明病は「不安」。
不安の根源は、
未来と現在が遠く隔たれていること。
よって未来を現在に近づけるのが解決法。
狩猟採集民から多くを学べる。
4.ひとこと感想
得心する感が強い。
やってみない手はないので
パレオダイエット、価値評価スケール、
PPAを実践してみて、検証してみる。