村上春樹氏の翻訳で読んだので、久々に英語で読みんでみたくなってKindle版のを購入しました。
が、著作権切れの原稿を流し込んだだけなのか、まずクォーテーションマークが「間抜けの引用符」であること。
ときどき改行が間違っていること。
など、ストレスを少し感じるものでした。リンク先のもの。それでもまあ読めるので、読みました。
村上春樹氏の小説のおもしろさの原点は、やっぱりレイモンド・チャンドラーの文体のなかにあるなぁと強く感じました。
どこを開いても楽しめます。
ストーリーがおまけに感じるほど、文体とキャラクターが楽しい。
ただ、今更ですが、村上春樹氏のプレイバックの翻訳はちょっと鼻につくというか、読み淀むところがあるかもなぁと思い返してみて感じました。
だから英語でも読んでみてよかったと思います。
大田 2020年116冊目(通算473冊)