以前紹介した佐藤雅彦氏の「新しい分かり方」と通じる内容。
自分もよく街中や駅の看板などのデザインに目を留めることはあるが、この本はさらに視野を広げた「あらゆるものへの観察」による気づきをまとめたもので、面白かった。
セロハンテープを同じ長さで切るたに、セロハンテープを引き出す時に鳴る「ビビビッ」という「音の長さ」を目安にするという章が面白かった。蛇足だが自分は単純作業が嫌いでなく、このセロハンテープの話のように自分ルールを作って効率化・ゲーム化することで、時間が許せば何時間でも楽しむことができる。